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8連戦目の石川遼 軽めの調整でコンディションを優先

ネバダ州のモントルーG&CCで6日に開幕する米国男子ツアー「バラクーダ選手権」で、約2カ月間に渡り休みなしの8連戦目を迎える石川遼。4日はコース入りし、練習とコースチェックにとどめ、コンディションの調整に努めた。

前週の「クイッケンローズ・ナショナル」で10位に入った石川は、翌3日にバージニア州から当地へプライベートジェットで移動。4日は午後1時ごろに練習グリーンに上がり、その後はショットレンジへ場所を移して計2時間30分ほど汗を流した。あす5日は、早朝からプロアマラウンドが控えており、コースのチェックは、練習後にパターとウェッジだけを手に10番からの9ホールにとどめた。

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世界ランク上位のトップ選手は世界ゴルフ選手権「WGCブリヂストンインビテーショナル」に出場し、フィールドの薄い“裏開催”となる今大会。石川は今季同様にシード争いの渦中にいた2012年以来2年ぶり2度目の出場(前回は予選落ち)でコース経験はある。

前週の10位フィニッシュで、フェデックスポイントのランクを「シード」獲得ライン上の125位に上げた。賞金ランクの方は109位に浮上し、「シード」の1つ下にあたる来季出場資格(賞金125位以内)に大きく前進はしたが、レギュラーシーズン終了後のプレーオフ進出にはフェデックスランク125位以上が条件となる。

連戦の疲れは明白な中、ベストのコンディションでフェデックスポイントの積み重ねを狙っていく。(ネバダ州リノ/塚田達也)

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