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37年ぶり プエルトリカンが首位に立つ

ココビーチゴルフ&CCで開幕した米国男子ツアー「プエルトリコオープン」初日。地元プエルトリコのラファエル・カンポスが「64」で回り、8アンダーの単独首位発進を決めた。

クラブハウス内で現地の女性スタッフが騒ぎはじめたのは、12番で4連続バーディを決めた頃。カンポスが午前中にプレーを終えたジョージ・マクニールとトップで並んだときだった。15番(パー5)で8つ目のバーディ奪い単独首位に立つと、場内はいっそう色めき立った。

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プエルトリカンがラウンド終了後にトップに立ったのは、通算8勝の世界殿堂入り選手であるチチ・ロドリゲスが最後に優勝を飾った1979年「タラハシーオープン」第3ラウンド以来となった。

27歳のカンポスはPGAツアー・ラテンアメリカで、昨シーズンの賞金ランキング3位に入り、今季の米下部ウェブドットコムツアー出場権を獲得。米国PGAツアー参戦は今大会が9試合目…というか、出場した試合はこのプエルトリコオープンだけで、今年で9年連続の参戦だ。この日の「64」は同大会での自身のベストスコアを3つも更新。世界ランキングは591位で、リオデジャネイロ五輪の出場権獲得圏外だが、新鋭に寄せられる期待は厚い。(プエルトリコ・リオグランデ/桂川洋一)

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