首位と1打差で発進した岩田寛※撮影は「フジサンケイクラシック」

◇米国男子下部・入れ替え戦第2戦◇アルバートソンズ・ボイジーオープン 初日（15日）◇ヒルクレストCC（アイダホ州）◇パー71

前週からスタートした、来季米国ツアーの出場権を争うウェブドットコムツアーファイナル（全4試合）の第2戦が開幕。初戦は予選落ちに終わった岩田寛が、7バーディ、1ボギーの6アンダー「65」とチャージをかけ、首位と1打差の4位タイで飛び出した。

＜＜　下に続く　＞＞

国内男子ツアーの昨季賞金王で、入れ替え戦は初出場となるキム・キョンテ（韓国）は4バーディ、2ボギーの「69」でプレー。2アンダーの46位発進とした。今年4月にプロ転向し、前週の初戦でプロ初優勝を飾ったブライソン・デシャンボーらが並ぶ。

7アンダー「64」をマークしたアダム・シェンク、サム・ライダー、キース・ミッチェルの3人が首位を走る。

入れ替え戦4試合には主に以下の選手が参戦中（今年は129人からスタート）。
（1）今季下部ツアーの賞金ランク上位75人
（2）レギュラーツアーのフェデックスカップポイントランク126位～200位の選手
（3）ツアー外メンバーで（2）と同等のポイントを積み上げた選手

（1）のうち上位25人は既に来季のレギュラーツアー出場権を手にしており、岩田、キムらは4試合の賞金ランクで残り25枠の権利を争う。上位のランクで終えた選手ほど、来季の出場優先順位が高くなる。

昨年の入れ替え戦では、岩田は4位タイ、予選落ち、44位タイ、18位タイという成績を残し、優先順位12番目で米国ツアーの出場権を手にした。