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順位上げるも表情は硬く 谷原秀人はショットの調子が下降

◇世界ゴルフ選手権◇WGC HSBCチャンピオンズ 2日目(28日)◇シェシャンインターナショナルGC(中国)◇7266yd(パー72)

48位タイから出た谷原秀人は2バーディ、3ボギーで回り、2日連続の「73」。通算2オーバーで順位は43位タイに上げたが、ショットの不調に苛立ちを募らせた。

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インスタートのこの日は最初の10番で3mのチャンスを逃してパー発進。2打目をフォローの風に乗せ、グリーン奥まで運んだ14番で(パー5)でバーディを先行させたあと、16番でボギー。288ydと1オン可能なパー4で1Wを握る積極策は実らず、ライの悪い左ラフからの2打目をバンカーに入れた。

続く17番(パー3)で2連続ボギー。18番(パー5)のバーディも挽回のきっかけにならなかった。「ひどかった。ショットもパットも。朝の練習場からショットが悪かったので」。初日に比べて強く吹いた風についても「風が関係あるようなショットを打っていない。寒さ?全然関係ないよ。パーセーブばっかりだったんで、パットもいい感じもなかった」。

通算13アンダーで単独首位に立った松山英樹の背中は遠い。「最後(18番)もバーディ獲っていたね。すごい」と後輩をたたえる姿にも、悔しさをにじませた。(中国・上海/桂川洋一)

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