2016年 ISPSハンダ ゴルフワールドカップ
期間:11/24〜11/27 場所:キングストン・ヒースGC(オーストラリア)
【W杯詳報FR】松山&石川は最終日「65」 通算14アンダーで大会を終えた
◇国・地域別対抗戦◇ISPSハンダ ゴルフワールドカップ 最終日(27日)◇キングストン・ヒースGC(オーストラリア)◇7111yd(パー72)
通算7アンダー4位の日本代表チームは午前11時11分(日本時間同9時11分)に1番からスタートした。全選手が個人のボールをプレーし、ホールごとにペアで良い方のスコアを採用するフォアボール形式のダブルス・ストロークプレー。日本の松山英樹と石川遼は、呉阿順&李昊桐の中国チームと同組で、最終組のひとつ前で回った。
スコアカード(後半)
Hole | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | IN | Total |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Par | 4 | 4 | 5 | 4 | 5 | 3 | 4 | 4 | 4 | 37 | 72 |
松山 | 4 | - | 5 | 4 | 5 | 2 | 4 | - | 3 | ||
石川 | - | 4 | - | 3 | - | 3 | - | 4 | - | ||
日本 | 4 | 4 | 5 | 3 | 5 | 2 | 4 | 4 | 3 | 34 | 65 |
◆18H 457yd Par4/バーディ(-14)
どちらも1Wでフェアウェイをキープ。石川が2打目でグリーンを奥にこぼしたあと、松山が最後に意地。ウェッジでピンそばにつけてスタンドをわかせた。1.5mを沈めてバーディで締めくくった。
◆17H 459yd Par4/パー(-13)
松山は3Iでフェアウェイをキープ、セカンドで乗せるがピン奥10mを残した。3Wでの石川のティショットは左ラフ、2打目で右奥7m。バーディパットはいずれもカップ脇を通りすぎる。
◆16H 440yd Par4/パー(-13)
松山は1Wで、石川は3Wでフェアウェイに置く。先に石川がグリーンをとらえて、松山がピンを狙い、手前に5m。しかしこの場面もグリーン上で泣くことに。
◆15H 154yd Par3/バーディ(-13)
松山、石川ともにティショットをアイアンでグリーンオン。石川が5mを外したあと、松山が3mのチャンスを生かす。
◆14H 563yd Par5/パー(-12)
松山は1Wを右に曲げてブッシュの中に打ち込み、2打目でフェアウェイにレイアップ。石川は左サイドのラフから低いドローボールでグリーンの手前まで運んだ。石川の3打目は寄せきれず、4mを外してパー止まりとなった。
◆13H 370yd Par4/バーディ(-12)
フォローの風を受けてともに1Wを持つ積極策。ウェッジでまず石川がピン左2mをとらえた。ギリギリを狙った松山の2打目はグリーンに届かず寄せワンでパー。石川がきっちり沈めて後半初めてのバーディとした。
◆12H 574yd Par5/パー(-11)
2人とも1Wでフェアウェイをキープ。セカンドで石川が3Wのドローボールで、松山は再び1Wを握り、グリーン手前まで運ぶ。3打目のウェッジショットはともにピン手前3mのポジション。しかしこれを両者決めきれず、バーディを逃した。
◆11H 413yd Par4/パー(-11)
松山、石川はそれぞれ1Wと3Wでフェアウェイをとらえて、パーオンにも成功。グリーン上でチャンスをうかがう。石川の8mのバーディパットは惜しくも入らずタップインパー。松山も6mを決めきれない。
◆10H 359yd Par4/パー(-11)
松山が1Wでミスヒットしたのを見て、石川はアイアンをティショットでチョイス。右の薄いラフからピン奥5mにチャンスをつくる。松山の2打目、約65ydのバンカーショットは見事にピン奥1.5m。しかし、いずれも決められず。
スコアカード(前半)
Hole | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | OUT |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Par | 4 | 3 | 4 | 4 | 4 | 3 | 4 | 5 | 4 | 35 |
松山 | 4 | 3 | 3 | 4 | 4 | - | 3 | 5 | 4 | |
石川 | - | - | - | 3 | 3 | 3 | 4 | - | - | |
日本 | 4 | 3 | 3 | 3 | 3 | 3 | 3 | 5 | 4 | 31 |
◆9H 435yd Par4/パー(-11)
松山は1Wのフェードボールで、石川は3Wのドローボールでともにフェアウェイをとらえる。松山のセカンドはグリーン右手前にこぼれ、寄せワンのタップインパー。石川7mのバーディパットも外れる。
◆8H 503yd Par5/パー(-11)
松山は1Wでフェアウェイをキープ、セカンドは3Iでグリーンの右バンカーまで運ぶ。石川の1Wのショットはアゴの高い左バンカー、3打目でグリーンに乗せる。石川のバーディパットがそれたあと、松山も2mのチャンスを生かせず。
◆7H 443yd Par4/バーディ(-11)
日本チームはともに右隣の1番ホールを使う作戦。松山は1Wでさらに右のラフまで曲げるが、セカンドでピンそば、石川はフェアウェイから2オンさせる。石川は2パットで先にパー。松山は1mチャンスを見事に活かした。
◆6H 187yd Par3/パー(-10)
松山が先にアイアンでグリーンをキャッチ。石川はこれを見てピンを攻め込む。砲台グリーンの奥にこぼれることなく思わず「あぶねー」とポロリ。松山は手前から10mから3パットでパーセーブならず。石川は4.5mを左に外してパーとした。
◆5H 427yd Par4/バーディ(-10)
松山、石川ともに1Wでフェアウェイをキープ。セカンドは先に松山がピン手前2mのチャンスを作り、石川も50cmにつけて続く。松山がバーディを逃すが、すぐに石川が決めた。
◆4H 294yd Par4/バーディ(-9)
松山のアイアンでの確実なティショット。これを見て石川はより長い番手の3Iで打ち、ウェッジで打てる距離まで進める。2打目で松山はピンそば1.5m、石川はスピンで戻して1m。スーパーショットの連続でロープサイドをわかせた。松山が外したあと、石川が決めて連続バーディ。
◆3H 400yd Par4/バーディ(-8)
1Wショットを松山はフェアウェイに置くが、石川は右のラフに曲げ、セカンドでレイアップを強いられる。しかし松山が2打目をグリーンに乗せ、5mを沈めてバーディを先行させた。
◆2H 152yd Par3/パー(-7)
オナーの松山はグリーン右手前のカラー、石川がピンを攻め込み、左4mのチャンスを迎える。松山はパターで確実に寄せてパーを拾い、パートナーに託す。石川のバーディパットは惜しくもカップの左へ。
◆1H 481yd Par4/パー(-7)
松山からティショット。両者1Wでフェアウェイに運び、中国ペアよりも前に置く。第2打は石川がピン左10m、松山が手前8m。どちらもバーディトライは惜しくも外れる。