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「優勝のチャンスある」松山英樹&石川遼のQ&A/W杯初日

2016/11/24 16:16

◇国・地域別対抗戦◇ISPSハンダ ゴルフワールドカップ 初日(24日)◇キングストン・ヒースGC(オーストラリア)◇7111yd(パー72)

日本代表の松山英樹石川遼は、ひとつのボールをペアで交互に打つフォアサム形式で「73」。1オーバーの10位タイで第1ラウンドを終えた。3オーバーまで落としたスコアを、後半15番(パー3)からの2連続バーディで挽回。出遅れを回避し、フォアボール形式の2日目につなげた。

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―緊張感のある初日のラウンドに
石川「最初は頭が真っ白でした。お互い、リズムを取るのは難しい。自分の1Wのミスで足を引っ張ってしまった」
松山「遼が長いパットを続けて入れてくれて助かりました」
石川「バーディパットを決めると、チームとして、ふたりでもぎ取ったバーディになる。序盤は英樹がウェッジでベタピンにつけてくれてバーディが取れた」

―それぞれのプレーの状態は
松山「練習ラウンドとでは試合になったらフィーリングも変わる。僕は特にパットのフィーリングも良くなくて、ラインも読めていなかった。みんなで読んで、遼が入れてくれた。グリーンがまださほど速くなくて助かった部分もある。ただ、ティショットを曲げたらいけないというプレッシャーがある。練習ラウンドとは雰囲気が変わった」
石川「英樹のウェッジはこの風の中ですごいと思った。アゲンストの中で打っていく場面などは『あれはちょっとできないな…』と見ていた。1Wの技術も。本人はまだまだ、というフィーリングですけど…」
松山「僕が難しい時に(石川が)カバーしてくれた。お互いもう少しずつよくなれば、噛み合う。それを残り3日間で出せたら優勝のチャンスもある」

―1オーバーというスコアは
石川「1組、2組はもっとハマっているチームもあるかと思ったが、そういうコースではないと分かった。自分のミスから3オーバーまで行きましたけど、そこから2打、このフォーマットで戻せたのは大きかった」
松山「スコアはどれぐらい出るのかわからなかった。きょうの風ならもう少しオーバーパーの組がいてもおかしくないかな…とも思った。自分たちはしっかり最後、15番、16番で戻せて本当に良かったなと思いますね」

―後半から雰囲気も良くなった?
松山「10番のバーディでティショットからうまくいって、ペースがつかめたという感じ」
石川「11番も英樹のアプローチ(グリーン奥からの3打目でピンそば1m)が本当に大きい」

―ラインも相談するようになったが?
松山:「自然と…だいたい(ふたりの)ラインの読み方が近かったので。ぼくは全然入らなかったですけど。(石川が)入れてくれた(笑)」
石川:「いやいやいや…」

―きょうは赤&白の“日の丸”ウエアでそろえたが?
松山:「……偶然です(笑)」



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