5年ぶり通算80勝 タイガー・ウッズ“復活”への軌跡
ウッズが今季ツアー最高のヘッドスピード「やり遂げないといけない」
◇米国男子◇バルスパー選手権 3日目(10日)◇イニスブルックリゾート&GC(フロリダ州)◇7340yd(パー71)
タイガー・ウッズが復活優勝へ向け、2位タイで54ホールを終えた。5バーディ、1ボギーの「67」でムービングデーを乗り切り、通算8アンダー。今季の自身ベストスコアをマークして、単独首位のコーリー・コナーズ(カナダ)との差を1ストロークとした。
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最終組のひとつ前でプレーしたウッズは前半3番で6.5mのフックラインを沈めてバーディを先行。「あれで勢いをキープできたんだ」という、グリーン奥からウェッジでチップインさせた9番を含め、折り返し後の10番までに4バーディを奪った。
第1打をグリーン左奥に曲げた13番(パー3)をボギーとしたが、続く14番(パー5)では4Iで2オンに成功しバーディを決めるバウンスバック。「周りはすごい雰囲気だった。僕も、スネッヅ(同組のブラント・スネデカーの愛称)も良いプレーをした。きょうはみんな楽しんでくれたと思う」と、日没間際のコースで納得顔だ。
14番ホールのティグラウンドで計測された1Wショットのヘッドスピードは57.66m / sを記録。今シーズンのツアー最高値をたたき出すほど、身体の状態も良好とみられる。「あしたは混戦になるが、僕は何度もこういうポジションでプレーして、国内外で勝ってきた。やり遂げないといけないね」。ウッズの最後の優勝、通算79勝目は2013年の「WGCブリヂストン招待」。5年ぶりのタイトルへ、大きく期待を膨らませた。
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