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松山英樹はパット決まらず予選敗退 次戦は「マスターズ」

◇世界選手権シリーズ◇WGCデルテクノロジーズ マッチプレー 3日目(23日)◇オースティンCC(テキサス州)◇7108yd(パー71)

最後はあっけない幕切れだった。3ダウンで迎えた15番で3.5mのバーディパットを70cmオーバーすると、返しを外してキャップを取った。松山英樹パトリック・カントレーと対戦した3日目を4&3(3ホールを残して4ダウン)で落とし、通算成績1勝2敗。「言葉もありません」と4人グループ中の3位に終わり、決勝ラウンド進出はならなかった。

つまずいたのは、序盤4番(パー3)。90cmのパーパットを外して「おかしくなった」。その後は相手の好プレーにも阻まれてアップを稼げず、1.2mのパットがカップをなめた12番までに5ダウンと押し込まれた。

それでも、相手がティショットを池に入れた13番で1つ戻して4ダウンとすると、続く14番は5mのバーディパットを沈めて3ダウン。残りホールをすべて取れば逆転勝利も可能だったが、再び15番でショートパットをミスして勝負は終わった。

次戦となる2週間後の「マスターズ」に向けて、良い余韻を残したかった3日目だったが、浮き彫りになったのは課題だった。ホールアウト後は、硬い表情のまま「残念ですね」と吐き捨てた。

怪我から復帰して2試合を戦った。良かった点は「2週間やって、痛みはほぼほぼない」という左手親指の状態に加え、好調なアプローチと及第点を付けたアイアンショット。一方で、1Wショットとパッティングは、いま以上に仕上げていく必要がある。

「一週間でなにができるか分からないけど、メジャーに向けてやっていきます」と誓った松山。次に会うのは、いよいよ新緑のオーガスタだ。(テキサス州オースティン/今岡涼太)

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2018年 WGCデルテクノロジーズ マッチプレー



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