5年ぶり通算80勝 タイガー・ウッズ“復活”への軌跡
ウッズとミケルソンが「プレーヤーズ」予選同組 ツアーの思惑とは
◇米国男子◇ザ・プレーヤーズ選手権 事前情報(6日)◇TPCソーグラス(フロリダ州)◇7189yd(パー72)
PGAツアーは6日(日)、次週にフロリダ州のTPCソーグラスで行われる「ザ・プレーヤーズ選手権」の予選ラウンドの組み合わせを“2組”発表し、タイガー・ウッズとフィル・ミケルソン、リッキー・ファウラーが同組でプレーすることが決まった。
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ツアー通算79勝のウッズと、43勝のミケルソンが同じ組でプレーするのは2014年の「全米プロゴルフ選手権」以来4年ぶり。“第5のメジャー”といわれる同大会では2001年以来17年ぶりとなる。
「ウェルズファーゴ選手権」最終日を「74」で回り、通算2オーバーの55位タイで終えたウッズは、20年来の好敵手との次週のラウンドについて「あまりないことだから、楽しみたいね」と意欲を見せた一方で、フラッグシップイベントでの試みに理解を示した。
PGAツアーは近年、予選ラウンドの午前中からインターネット中継を実施。注目組を設定して、テレビ中継では放映されない時間帯のプレーも配信している。
「(組み合わせは)ツアーが決めること。特に初日、2日目に目立つ組を作ろうとしている。新しいメディアとして、朝早い時間帯に放送するライブストリーミングがあるからね。だからツアーはスターぞろいの組を作りたいんだ。それは僕たちにとっても楽しいことだよ。特にフィルや僕にはね」とウッズ。ネット中継は視聴者をテレビ放送に“引き継ぐ”役割も担っており、プレー時間が長いゴルフの特性をカバーしている。
もうひとつの注目組に設定されたのは、それぞれがフェデックスカップ王者のタイトルを持つジャスティン・トーマス、ジョーダン・スピース、ロリー・マキロイ(北アイルランド)の3サム。ティオフ時刻と他選手の組み合わせは後日発表される。