「簡単とも必死とも」松山英樹は見せ場で歓声
2018年 ザ・ノーザントラスト
期間:08/23〜08/26 場所:ザ・リッジウッドCC(ニュージャージー州)
タイガーチャージは不発も…ウッズは3年ぶりのノーボギー
◇米国男子◇ザ・ノーザントラスト 3日目(25日)◇リッジウッドCC(ニュージャージー州)◇7,385ヤード(パー71)
67位タイで辛くも決勝ラウンドに進出したタイガー・ウッズは3バーディ、ノーボギーの「68」でプレーし、通算3アンダーの49位タイで最終日に進む。7時50分の早朝スタートながらたくさんのギャラリーに包まれながらのラウンドとなったが、首位から13打差と優勝争いから遠い位置にとどまった。
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予選ラウンドに続いて消化不良のプレーが続くが、久しぶりに見るクリーンなスコアカードは好材料のひとつに違いない。2015年7月「ザ・グリーンブライアークラシック」最終ラウンド以来となる3年ぶりのノーボギーラウンドに、「いつだってノーボギーは気分のいいものさ。それほど多くはないことだけれど、きょうは達成できたね」と表情を和らげた。
5ホールでグリーンを外したものの、大きなトラブルになることなく確実にパーを重ねていった。「今年は15番か16番までノーボギーのラウンドがあったけれど、望む結果には至らなかった」というが、この日は終盤も安定したプレーを継続。最終18番ではフェアウェイから161ydをピン右2mにつけ、バーディで締めくくってみせた。
とはいえ、3ラウンドを通して7つのバーディ数には不満たっぷり。「二けたアンダーまで乗せられればいいね。そうなれば、来週に向けて最高の弾みをつけることができるだろう」。3日間を通しての4ボギーはフィールド全体で4番目に少ない数字である一方、バーディ数は74番目と低迷。最終日に求められるプレーは明らかだ。(ニュージャージー州パラマス/塚田達也)