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ウッズ 最多勝更新へ意欲「抜ける気がする」/一問一答

◇米国男子◇ツアー選手権 最終日(23日)◇イーストレイクGC(ジョージア州)◇7385yd(パー70)

タイガー・ウッズが2017-18年シーズン最終戦で5年ぶりの優勝を遂げた。3日目までのリードを守り、通算11アンダーで後続に2打差をつけて逃げ切った。2013年「WGCブリヂストン招待」以来の勝利を喜び、涙をこらえて節目の一勝を振り返った。

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―通算80勝目の気分は
「今までメジャー、ザ・プレーヤーズ選手権、世界ゴルフ選手権でも勝ってきたが、今回は状況が違う。一年を通じてずっと話してきたが、いつ再びこういうことが起こるか分からなかった。今年になってスイングがかみ合い、できるように思えてきた」

―この1勝の意味は
「間違いなく、たくさんの意味がある。近い仲間たちは僕が苦しんでいるところや、成り行きを見てきた。ここ数年で、仲の良い選手たちは僕のプロセスをサポートしてくれた」

―最終ホールでは大ギャラリーが背中越しに歩いたが
「正直に言うと、歓声は聞こえていたが、あまり後ろは見なかった。セキュリティのスタッフが後ろに抑えていてくれていたのは分かった。(2打目地点で)振り返った時、フェアウェイの左側は(ファンで)埋まっていたね。でもまだ試合は終わっていなかったから。2打のリードがあったけれど、どんなことも起こりうると思っていた。ピンの右側に打つことを考えて、(右サイドの)バンカーに入れたが、(3打目が)グリーンにのったとき、試合は終わった(優勝を確信した)」

―これまで、優勝して泣きそうになったことは
「いくつかあるけれど、父が亡くなった後のホイレークで勝った時(2006年/ロイヤルリバプールでの全英オープン)とは比べられない。状況が違う。でも、ロリー(同組のマキロイ)が先にホールアウトした時には感情的になった。80というのはすごい数字。79勝のまま5年間いたけれど、80勝は最高の気分だ」

―ブランクの間、最悪の時期はいつだったか
「痛みがとれるか分からなかったときだと思う。座れるようになるのか、立てるのか、歩けるのか、痛みを感じずに横になれるようになるのか…。僕の残りの人生はどうなってしまうのか?と思った」

―故サム・スニードの米ツアー通算82勝も目前に迫っている
「80はすごい数字だけど、サムの記録はまだ僕の前にある。まだゴルフができれば、追いついて、抜くこともできる気がする。でも僕は幸運だと思う。ボディコンタクトのあるスポーツでは腰の手術をした42歳の選手では無理だったが、ゴルフならまだ勝てるチャンスがあるから」

(ジョージア州アトランタ)

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