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松山英樹は強風に負けず 新シーズン初ラウンド「良かったと思う」

◇米国男子◇ザ・CJカップ@ナインブリッジ 初日(18日)◇ナインブリッジ(韓国)◇7196yd(パー72)

風と石と女性が多く、“三多島”という愛称を持つ済州島に、この日もやっぱり風が吹いた。出場78選手中、アンダーパーをマークしたのはわずか18人という難コンディション。新シーズン初戦の初ラウンドとなった松山英樹は、1アンダー11位と上々の滑り出しに「良かったと思う」とうなずいた。

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4番でバーディを先行させた後、3Wで2オンを狙った9番(パー5)の2打目は右に出たが、風の助けを借りてグリーン手前のフェアウェイに戻ってきた。3打目地点に歩いてきた松山は、手前のラフに落ちたと思って探していたが、その先のフェアウェイに自身の球を見つけて驚いたような顔を見せた。

「手応え的にはかなりなミスショットがフェアウェイに行ってくれたり、そういうのが多かったので、きょうは助かった」という。それでも、ほとんどのショットでフィニッシュが決まり、フェアウェイキープ率は71.43%をマーク。突風が吹いた1日を考えれば、安定したショットが続いたと言える。

一時は3アンダーまで伸ばして首位に立ったが、15番、18番と終盤のボギーで後退。最終18番は、3打目が強風に戻されてグリーン手前のバンカーに落ちた。アゴ近くの難しいライから4mに寄せたが、このパットはカップをなめてボギーとした。

「これだけ風が吹いて簡単なことはない。みんな苦しんでいると思うけど、その中では良い方のプレーができたんじゃないかな」という。1Wショットとパッティングは「悪くはなかった。このまま続けていければ」と、まずは初日をクリアして安堵(あんど)した。(韓国・済州島/今岡涼太)

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2018年 ザ・CJカップ@ナインブリッジ



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