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2019年 マスターズ
期間:04/11〜04/14 場所:オーガスタナショナルGC(ジョージア州)

発信元にジョージア州 今平周吾「マスターズ」の吉報は1週間前

メジャー初戦「マスターズ」に初出場が決まった今平周吾は8日、マスターズ委員会から約1週間前に連絡を受けていたことを明かした。特別招待枠で資格を付与するとのメールが突然、マネジメント事務所に入り、その後自宅に直接電話があったという。「電話先にジョージア州と出た。ニュアンスは分かったけど、英語の会話は成立しなかった」と照れたが、26歳は人生で一番うれしい、と目を輝かせた。

同委員会には8日の発表まで情報を伏せるように言われた。ただ、父にだけは伝えた。「母はおしゃべりだから」。チームスタッフへの報告は7日夜だった。「ソニーオープンinハワイ」出場のため滞在するホノルルのステーキハウスでの夕食時、「あ、そう言えば、これ見てください」と何の脈絡もなく携帯電話を取り出した。同委員会からのメールに添付された招待状の写真を画面に映した。“らしい”報告に柏木一了(かずのり)キャディや渡辺研太トレーナーは「ビックリしたし、こんな急に、って。ただ本当に良かった」と笑った。

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子どものころからマスターズの会場・オーガスタナショナルGCのとりこだった。2005年大会最終日の16番、タイガー・ウッズのチップインバーディをテレビで見た。一度静止したボールがカップに消え、当時12歳の今平は衝撃を受けた。「小学生のときからマスターズを見てきた。きれいなコース。(忘れられないのは)タイガーもそうだし、ジョーダン・スピースもそう。色々ある。とにかく一番すごい試合だと思う」。

昨季の国内ツアー賞金王になったが、「最近は賞金王でも(出場は)厳しいと聞いていた」。昨年末の世界ランキング50位以内に付与される出場資格には、同53位で届かなかった。3月末時点での同条件の出場資格を目指し、10日開幕のソニーオープンや国内賞金ランクの資格で出場権がある2月「WGCメキシコ選手権」など米ツアーに積極参戦する日程を組んだ。

本音は「(昨年末の)50位以内に入って決めたかった」。ただ、「いつか海外に出たい。試合のチャンスがたくさんあるのはうれしい。出場は決まったけど、マスターズ前に出られる試合で、できれば(世界ランク)50位以内に入りたい」と意気込む。

オーガスタでプレーする自身の姿は「想像もつかない」。ただ、「(家族やスタッフ)みんなで行く。出場することは夢だった。普段通りできたら良いと思う」と胸を躍らせた。(ハワイ州ホノルル/林洋平)

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