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「流れだけ」松山英樹は不満の4差発進 16番では大ブーイング

◇米国男子◇ウェイストマネジメント フェニックスオープン 初日(31日)◇TPCスコッツデール(アリゾナ州)◇7261yd(パー71)

2年ぶりの大会優勝を狙う松山英樹は、首位に4打差の3アンダー27位タイで滑り出した。ゲーリー・ウッドランドフィル・ミケルソンの歴代王者3人が同組で回り、4バーディ、1ボギー「68」のスコアにも「なにも良いところがなかった」と不満を募らせた。

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「良くなりかけていたのが、先週の3日目みたいに全然アジャストできない。原因がまだ分からない」。3位に入った前週「ファーマーズインシュランスオープン」での手応えもあるだけに納得がいかない。この日、ティショットでフェアウェイをとらえたのはパー3を除く14ホールのうち8回。パーオン成功が18ホールのうち12回では、“らしい”内容とはいかなかった。

多くのギャラリーを引き連れ、序盤の3番(パー5)で2オンから最初のバーディを決めた。6番で7I、8番で9Iでの第2打をピン横4m以内につけてバーディを重ねても「不満は? 全部です。全然ダメ。ジャッジミスとかも色々あった」とトータルでの一日の出来を断じた。

3番以降、1Wショットでのフェアウェイキープは1回だけ。後半15番(パー5)では右ラフからUTでの第2打をグリーン手前の池に落としてボギーとし、一歩後退した。約2万人を収容する名物16番(パー3)では、同じ組のふたりがグリーンを外したのに続き、松山は9Iを振った直後にガックリ。右サイドのラフにこぼすと、ブーイングはいっそう大きくなってスタンドに反響した。

一方で、きっちり出遅れも防ぐ粘りも光った。“スタジアムホール”では「何回も受けたことがある」という罵声の直後、ウェッジでショートサイドのピンに寄せてパーを拾う。17番は5mをねじ込んでバーディを取り返した。最終18番、2mに寄せた3打目のバンカーショットは目玉からだった。「最後にパーを獲れたのは良かった。(第3打は)何回もやっているんでね、ああいうの。慣れてます」と受け流した。

ここフェニックスで松山は前年までの計17ラウンドで、70台を2回しか記録していない。「流れだけが良かった」というラウンドもアンダーパーでまとめた。優勝した過去2大会のように首位(16年)、2位(17年)という好発進とはいかなかったが、「優勝のスコアはだいたい分かっている。そこに向けて、という感じです」。2日目は午前スタート。「早く寝て、切り替えて頑張りたい」と再調整を急いだ。(アリゾナ州スコッツデール/桂川洋一)

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