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小平智は“3戦ぶり”に週末へ 金メダリストの助言も奏功?

◇米国男子◇ウェイストマネジメント フェニックスオープン 2日目(1日)◇TPCスコッツデール(アリゾナ州)◇7261yd(パー71)

小平智が“新年初”の予選通過を果たした。イーブンパー71位タイから4バーディ、3ボギーの「70」で回り、通算1アンダーの64位タイでカットライン上に残った。後半の巻き返しで、例年およそ20万人が来場する土曜日に進んだ。

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前日バーディを決めて大歓声を浴びたスタジアムホール、前半16番(パー3)ではティショットを左のバンカーに入れてブーイングを食らった。同ホールを含め、前半インは1バーディ、3ボギーと低迷。カットラインを見上げて迎えたアウトコースに入り、「(予選を)落ちても通っても、気持ちの良い、次につながるプレーをしようと切り替えた」という。

1番で奥から3mのバーディチャンスを活かし「大きかった。外れていたら『もっとやってやろう』という気にはならなかった」と勢いづいた。3m弱の下りを優しく沈めた5番までにさらに2つバーディを決め、通過圏内に割り込んだ。「アウトコースの方が気持ち良く、自信を持って回れている」と言うだけに、その後パーを並べたことには不満だったが、なんとかハードルを越えた。

前年秋に開幕した2018―19年シーズン。年明けの「セントリートーナメントofチャンピオンズ」は出場選手全員が4日間をプレーする試合だった。その後の2試合連続予選落ちを経て、今週が19年になって初の決勝ラウンド進出になる。

連戦での体力維持、疲労回復を目的に、今大会開幕前日にメジャーリーガーなどをサポートしてきた在米日本人トレーナーを訪ねた。「体のつらいところや、バランスを見ていただいた。骨盤の矯正、可動域をひろげるストレッチ、トレーニングもやってきた。やっぱり自分にプラスになることは吸収しないと」と小平。「体がきついなら、ココに行くといい」とメールで紹介してくれたのは、親交のある五輪金メダリスト。元競泳選手・北島康介さんだった。

「予選を通ることを目標にしているわけじゃないので。安心というより、とりあえず明日ゴルフができることが大きい」と満足する様子はない。終始、喧騒が止まないコースに対し「インは人生で経験したことのないような感じ。ゴルフ場にいる感じがしない。上がり3ホールは不思議な感じ」という印象を持ったが、「ガンガン攻めて行きたい。思い切りの良いプレーしたい」と誓った。ムービングデーにもきっと初めて見る景色がある。(アリゾナ州スコッツデール/桂川洋一)

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