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2019年 ザ・ホンダクラシック
期間:02/28〜03/03 場所:PGAナショナル(チャンピオン)(フロリダ州)

ティオフ40分前に前日分の2罰打宣告 「後方にキャディ」の新規則違反で

◇米国男子◇ザ・ホンダクラシック 3日目(2日)◇PGAナショナル (フロリダ州)◇7125yd(パー70)

27歳のアダム・シェンクが前日の違反により、第3ラウンドのティオフ40分前にツアーから2罰打を言い渡された。

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練習場で調整中に競技委員にスマートフォンで前日17番(パー3)の第2打、バンカーショットの映像を見みせられた。キャディが球の後方線上にいるとの指摘で、規則10.2b(4)に接触。ボギーだった同ホールはトリプルボギーとされ、通算4アンダーから2アンダーに変更された。

シェンクは「動揺した。考える時間もあんまりなかった。僕らは(前日17番で)バンカーからボギーに留めるルートを探っていたんだ。もちろんズルをする意図はなかったけど、ルールは破ってしまった」と説明した。自身のキャディに「早く忘れよう」と言い、第3ラウンドを「68」でまとめ、首位と3打差の通算4アンダーの6位になった。

ツアー側は「(フェニックスでのことがあったため)慎重になったのは確か」と認めた上で、「罰打は、アダムのキャディがスタンス後も後ろにいたが、彼は動くなどペナルティを逃れるような行動がなかった」との声明を出した。

シェンクは「僕は違反をしてしまったので、罰を受けるべきだと思う。ただ、デニーは無罰で当然だし、リッキーの罰もおかしいと思う」と私見を述べた。(フロリダ州パームビーチガーデンズ/林洋平)

ゴルフ規則10.2b(4):キャディがプレーヤーの後方に立つことの制限(抜粋)。
キャディがプレーヤーの後方に立つことの制限。プレーヤーがストロークのためのスタンスをとり始めてからそのストロークを行うまでは:
・プレーヤーのキャディはどのような理由であってもプレーの線の球の後方延長線上やその近くに故意に立ってはならない。
・プレーヤーがこの規則に違反してスタンスをとった場合、そのスタンスを解いたとしても罰を免れることはできない。
(※補足の一部)プレーヤーがスタンスを解いた場合、そのプレーヤーは「ストロークのためのスタンス」を始めていたとはみなされない。

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