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10年ぶりミシガン大会は週末大盛況? チケット完売&ユニーク企画

◇米国男子◇ロケットモーゲージ・クラシック 事前(24日)◇デトロイトGC (ミシガン州)◇7340yd(パー72)

10年ぶりにミシガン州で開催される新規大会は、週末に大勢のギャラリーで埋め尽くされることになりそうだ。大会オフィシャルは23日(日)の時点で、決勝ラウンド2日間のチケットが完売したことを発表。24日時点で、予選ラウンド2日間のチケットのみ購入が可能な状況だ。

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同州で最後に米ツアーが開催されたのは、2009年7月の「ビュイックオープン」までさかのぼる。同大会はタイガー・ウッズが後続を4打差で振り切ってシーズン4勝目を飾り、こちらも大いに盛り上がる展開となった。

地元紙「ザ・デトロイト・ニュース」(電子版)は週を通して10万人の集客を見込むとともに、トーナメントディレクターを務めるジェイソン・ラングウェル氏の「ゲーリー・ウッドランドが全米オープンで優勝してから販売数が急上昇した」とのコメントを紹介。ウッドランドの出場はメジャー初優勝を決める前からすでに発表されており、同氏は「彼の優勝が“爆発”を呼んだ」と述べている。

また、大会期間中には開催地デトロイトの市外局番『313』をテーマにしたユニークな企画が盛り込まれる。14番(パー5/555yd)、15番(パー3/160yd)、16番(パー4/446yd)の連続する3ホールにおいて、期間中にそれぞれ『3』(イーグル)、『1』(ホールインワン)、『3』(バーディ)をすべて記録した最初の選手に31万3000ドル(約3360万円)を慈善団体に寄付できる権利が与えられる。

その3ホールは『エリア313』と名付けられ、グリーン周辺には観戦用のラウンジを用意。中でも15番はティグラウンドからグリーンまで観客席が囲むスタジアムホールになっており、連日ギャラリーの熱狂する声が響きわたることになりそうだ。(ミシガン州デトロイト/塚田達也)

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