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ホフマンが単独首位に躍り出る

「RBCヘリテージ」3日目、スタートから好調だったチャーリー・ホフマンが昨年の「全米オープン」の覇者ウェブ・シンプソンに2打差をつけて、首位に立った。

風が吹く肌寒い天候の中、ホフマンはスタートからの5ホールで4バーディを奪うと、3日目をノーボギーの「66」とし、トータル11アンダーにスコアを伸ばした。シンプソンもノーボギーで、トーナメント記録タイの「65」を叩きだしている。ケビン・ストリールマンは「69」で回り、通算8アンダーとして単独3位につけている。

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決勝ラウンドへは91人もの選手が進出した。これはPGAツアーでは、1981年の「トラベラーズ選手権」と並ぶ予選通過者記録だ。雨天遅延となった2日目、イェスパー・パーネビックが5フィートの最終パットを外したため、カットラインが「+2」まで下がると、その結果、21人の選手が予選通過となった。

ブレンドン・デ・ヨンググレーム・マクドウェルは、共に通算7アンダーとし、首位とは4打差の位置につけている。デ・ヨングは「67」、マクドウェルは「68」で3日目を回っている。

ホフマンはPGAツアーで2勝を挙げているが、その直近の優勝は2010年の「ドイツバンク選手権」のものだ。今大会では3日目の序盤にして、勝利を手中に収めようかという勢いを見せた。

まず1番ホールで30フィートのバーディパットを沈めると、前日まで首位タイだったケビン・ストリールマンとスティーブ・レブランを引き離した。続くパー5の2番ホールでは、30フィートの距離から寄せてパットを沈め再びバーディ。さらにパー3の4番ホールでは、ティショットをピンそば12フィートにつけ、このパットも沈めて9アンダーに。極めつけはパー5の5番ホールで、65フィートを寄せワンでバーディ。スタートから快進撃を見せた。

ホフマンはその後、何度となくピンチに見舞われたものの、安定したゴルフで首位の座を守った。パー3の7番ホールでは、ティショットをフロントバンカーに入れてしまったが、パーセーブに成功。続く8番ホールでも5フィートしか隙間のない木と木の間からのショットを余儀なくされながらも、再びパーに収めた。11番ホールは、2フィートのチップインパーを決めた。続く12番ホールでは、12フィートのパーパットを沈め、シンプソンの猛追をかわした。この日最後のバーディはパー5の15番ホール。これでホフマンは2位を2打差に引き離すと、最終ホールでは難しい12フィートのパーパットを沈めた。

シンプソンは首位と3打差でスタートし、最初の6ホールのうち3ホールでバーディを奪った。さらに10番ホール、11番ホールでもバーディを重ねて首位ホフマンに2打差に迫った。15番ホールに15フィートのバーディパットを決めたシンプソンは、大会開催地ハーバータウンGLのパー5のコース全てでバーディを奪った。なお、シンプソンがその日マークした「65」というスコアは、初日にブライアン・デービスが樹立したトーナメント記録と並ぶ。

2日目を終えた時点でホフマンとルーキーのレブランと共に首位タイだったストリールマンは、この日、13番ホールと14番ホールで連続バーディを奪い、なおも優勝争いに踏みとどまっている。この日「71」で回ったレブランの他、ビル・ハースを含む8人が、首位と5打差の位置につけている。

安定したゴルフを見せたホフマンが首位に就いた3日目は、早朝から2日目の続きをこなし、大会記録となる91人もの選手が予選通過するという目まぐるしい展開だった。

大会2日目の最終ホールで、パーネビックが最終パットを打とうとしたところで日没サスペンデッドのホーンは鳴らされた。3日目の早朝、その続きとなるパットを外したため、カットラインは下がったのだ。パーネビックは自身のツイッターでこんなジョークをつぶやいている。「コース上にいる2オーバーの選手は全員、僕のロッカーに封筒(謝礼の意)を持ってくるように」。

そのうちの一人がブラント・スネデカーだ。彼はこの大会参加選手の中で最上位となる世界ランキング5位だが、初日を「73」、2日目を「71」として、危うく予選落ちするところだった。先週のマスターズでは優勝争いを演じたスネデカーだが、今週はあまり良いゴルフができていない。それでも3日目をイーブンパーの「71」とし明日の最終日に臨む。

情報提供:PGA TOUR

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2013年 RBCヘリテージ



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