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ロリー・マキロイは不調を脱したのか?

2013/05/09 13:22

ロリー・マキロイ(北アイルランド)が今年を始めからやり直さなければいけないとしたら、恐らくシーズン序盤に、より多くの大会に出場していたことだろう。新しいクラブに慣れ、これまでの人生にはなかったほどの突然の脚光にも慣れておくために。

「練習で良い感触が得られれば、コースに出てもその感触は持続していた」と今週の「ザ・プレーヤーズ選手権」開幕前日に話したマキロイ。

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しかし、実際はそうはいかなかったのだ。マキロイは初戦(欧州ツアー・アブダビHSBC選手権)で予選落ちを喫すると、2戦目のマッチプレーでは1回戦負けを喫し、更に3戦目(ザ・ホンダクラシック)ではセカンドラウンドの途中で棄権し、コースを去って行った。

しかし、思ったよりも調整に時間がかかっているが、マキロイは決して今年に焦点をあてているわけではない。彼はこれからの20年を見据えている。「調整や慣れることに3ヶ月を要したとしても、それは大きな見地に立つと、大したことではないんだ」とマキロイ。「それでも大会には出場しなくてはならないからね」

そして彼はようやくその不調から脱してきたようだ。3月、「WGCキャデラック選手権」の最終日に「65」をマークし8位に入った。その翌月にはサンアントニオで2位となった。そして先週のクエイルホローでは最終日「73」の10位でホールアウトするまでは優勝争いに加わっていた。「ただやりぬくことさ。そして同じことを繰り返さないこと。僕は1年や1年半、勝利がない時間を過ごすよりも、この3ヶ月のような期間を過ごすことを選ぶよ」とマキロイ。「とにかくやりぬくこと。微調整が必要だとしたら、それをやるだけだよ」

そして彼は今回、他にも「やりぬきたい」ことがある。それはここ3年予選落ちが続いているザ・プレーヤーズで予選通過を果たすことだ。

ところで、彼のような素晴らしいゴルファーがこの特徴あるコースで苦しんでいるのだろう?答えは意外とシンプルだ。「3年前僕がここに来る前の週、僕はラスベガスに行っていた。そしてそれが良くなかった」とマキロイは無表情に語った。「2年前は僕の21歳の誕生日だった。それも何の役にも立たなかった」「そして去年は、何も言い訳できないね。ただ良いプレーができなかったということさ」

しかしマキロイの直近の2勝は(TPCソーグラスと同じ)ピート・ダイのデザインによるコースでのものだ。去年のキアワアイランドでの全米プロ、そしてその数週間後のクルックド・スティックでのBMW選手権。

そしてマキロイはこのTPCソーグラスを「トリッキー(巧妙)なコース」と呼ぶ。「このコースは純粋に良いプレーをした選手が勝つコースのひとつだよ。どんなゲームスタイルも当てはまらない。ただコースで良いショットを打つことが求められるんだ」

情報提供:PGA TOUR

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