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息子をキャディに携えエンジョイするエイムズ

2013/07/26 19:11

不況の影響もあってか、近頃のティーンエイジャーの職探しは簡単にはいかない。そんな中、ライアン・エイムズは優位な職業にたどり着いた。今週、彼は「RBCカナディアンオープン」で父・ステファンのキャディとしてバックを担いだのだ。

多くの大会で、エイムズは自身の仕事であるゴルフより、家族との関係により多くの喜びを見出しているようだ。49歳のエイムズは、ツアープロとしてPGAの第一線で活躍する自信はあるものの、特に今年のプレーは精彩を欠いている。前回この大会がここグレンアビーで開催された時、地元カナダ人としての最高位をマークしたり、PGAツアーで優勝を遂げた最後のカナダ人選手ではあるものの、最近のエイムズは、3大会連続で予選落ちの憂き目に遭っている。

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そんなエイムズは、今週キャディに抜擢した息子が、一連の悪い流れを断ち切ってくれると信じている。

「これぞ僕なりの喜びの方法さ。ワクワクするね」と、エイムズは火曜日の記者会見で語った。「息子はゴルフをよく知っているし、僕のスイングも良く見ている。(息子のキャディ起用は)とても良いことだと思っているよ」。

初日のラウンドとなった木曜の午後、バックナインをラウンドしたエイムズ親子は、父親と息子の間に特別な友情を築いた。彼らペアが決めたバーディは、たった1つだったが、オープニングラウンドを2オーバー「74」で終え、たくさんの気晴らしを共有したようだ。

13番ホールでは10代のキャディが、フェアウェイバンカーを丁寧にならし、父を含む多くのギャラリーから称賛を得た。それだけでは十分ではなかったのか、エイムズはコースロープで仕切られた外側にいるカナダのメディア・メンバーに問いかけた。「今の、見た?見てくれた!」

続くホールでは、ティショットを待つ長い間、息子のライアンはアイスクリームを欲していた。やがて彼の父がティショットを放ちにアドレスを構えた頃、彼はアイスクリーム・カートから凍ったアイスを手に入れ、ささやかな願望を満たしたのだった。ある熱心なファンは、息子ライアンにサインを求め、彼にキャディ業は好きかどうか確認した。ライアンは間髪いれずに答えた。「もちろんさ!」

エイムズの妻ジョーディ(彼女は常に夫と息子の近くにいた)は、彼女の息子がラウンド中にアイスクリームを購入する姿を目撃して思わず笑ってしまった。「彼以外にポップサイクル(アイスクリーム)を食べるキャディっていますか?」

ポップサイクルを食べながら、水準以上のギャラを稼ぎ、最愛の父とひと夏の思い出を紡ぐ。この仕事に勝る「夏のバイト」は、他には見当たらない。

情報提供:PGA TOUR

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