“学んだ”ウッズ、「66」で巻き返し
2013年 BMW選手権
期間:09/12〜09/15 場所:Conway Farms Golf Club
フューリック、最終日はプレッシャーとの戦い
「59」のラウンドの後にプレーすることは、フューリックにとって簡単だった。ここ3年で初の優勝を狙うことは、また別の話だ。
「今日はどれくらい落ち着いてたかって?」歴史的なラウンドから一夜明けたジム・フューリックは、単独首位に立ったこの日の記者会見でこう話した。「(59の)次のラウンドに臨む上で、精神的な戦いはあったと思う。今日はスイングの感触も良かったし、良いラウンドができたと思うよ」。
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「大会に勝利することの方が、明らかに難しいね。しばらく勝利から遠ざかっている。苦しいと思うけれど、プレッシャーの中で戦うつもりだ」。
最初の4ホールは1オーバーでやや不安定だったラウンド序盤を除いて、フューリックは順調な土曜日を過ごした。
パー4の7番でアプローチショットを7フィートに位置につけバーディを奪うなど、連続する5つのホールで3つのバーディを記録した。そして、パー4の15番でも4フィートの位置につけバーディを獲得した。
フューリックが唯一つまずいたのは、パー5の18番。ドライバーショットをラフに入れ、最後は3パットを要した。もっとも、これが直近32ホールでフューリックがフェアウェイを外した唯一のホール。2アンダー「69」でラウンドし、スティーブ・ストリッカーに1打差の単独首位に立った。
記者会見の残りの時間でフューリックは、ゴルフ界のマジックナンバーを達成したことに対する称賛に浸っていた。
「昨夜は、過去にどんな大会で優勝したときよりも2倍くらい多くのメールやテキストを貰ったよ」とフューリック。今季のウェブドットコムツアーで「59」をマークしたラッセル・ノックスや、2010年のジョンディア・クラシックで「59」を記録したポール・ゴイドスからも「友よ、素晴らしいプレーだった」とメッセージを受け取った。
ヒューリックは彼ら全員に返信をし、そして日曜日には自らに対しても返信をするつもりだ。
2010年の「ザ・ツアーチャンピオンシップ by コカコーラ」で優勝して以来、フューリックには何度か勝利のチャンスがあった。昨年のタンパ、全米オープン、ファイヤーストーン、シーアイランド、 そして今年は全米プロゴルフ選手権でチャンスが訪れた。
「大会を制したときは、自分自身との戦いに勝っていた」とフューリック。「勝利には常にプレッシャーがつきもので、そして自分自身にプレッシャーを課すんだ。他の誰よりも自分が、自分自身に最高のプレーを求めるからさ」。
「(最後の優勝から)3年だ。2010年の「ザ・ツアーチャンピオンシップ by コカコーラ」のことを思い出す必要はない。昨年何度か優勝に近付いたとき、自分自身にプレッシャーをかけていて、それはメンタル面での勝負だった。結果は気にせず、目の前の課題に集中し、ベストを尽くすよ」。
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