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ウェブ・シンプンソンが4打差の首位で大会を折り返す

ラスベガス

「シュライナーズホスピタルforチルドレンオープン」は金曜日の第2ラウンドを終え、好天のTPCサマリンで絶好のコンディションを活かしたウェブ・シンプンソンが4打差の首位に躍り出た。

「プレジデンツカップ」で米国チームの勝利に貢献して以来の出場となった米国ツアー3勝のシンプソンは、8アンダーの「63」でラウンドし、通算15アンダーまでスコアを伸ばした。シンプソンは9バーディ1ボギーのラウンドで、唯一のボギーは15番パー5でのものだった。

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「ボールが良く飛んでいる」と語るシンプソンは、「昨日の午前中はもっと飛ばないと思っていたので、なぜみんなそんな好スコアが出るのかと思っていたんだ。ただ実際コースに出てみるとボールは良く飛んで、思っていたよりもコースが短く感じられた。それにパットも良く決まったので、そのまま調子を維持したんだ」と加えた。

この日彼が記録した「63」は、自身の米国ツアーでのキャリアでベストタイのラウンドだった。「風はないし、空は晴れ渡って静かだから、夢見心地でプレーができるよ」とシンプソン。「やるべきことに集中し、キャディと言葉を交わさなくてはいけない。少なくとも僕にとってはね。彼に、我々はなにをしようとしているのか、どこを狙っているのかということを話すんだ」と加えた。

この大会で2日目を終えた時点での4打差リードは、これまでの記録だった1984年のロン・ヒンクルと1996年のリッチ・フェールの3打差のリードを塗り替えるものであり、これらの記録は当時この大会が90ホールで行われていたときのものだ。

初日にコースレコードの「60」を出したJ.J.ヘンリーは2日目を「71」でラウンドし、ジョン・センデンジェフ・オバートン、チェソン・ハドリー、ジェイソン・ボーンらと通算11アンダーで並んだ。ボーンは「64」、センデンとハドリーは「66」、そしてオバートンは「68」で2日目をラウンドした。

「バーディを決め続けないといけないね。スコアを作るというよりは、良い仕事をしてバーディを奪い続けないといけない。もし、その果てに優勝できるのであれば、それは僕であって欲しいね」とセンデンは語った。

先月のウェブドットコム・ツアー選手権を優勝したハドリーは、PGAツアーは4度目の出場となる。彼は、今シーズンの開幕戦となったカリフォルニアのフライスドットコム・オープンでは72位タイに終わっている。

「素晴らしい一日でした。今週は最高のスタートが切れましたし、11アンダーで週末を迎えられるのは素敵ですね。ウェブドットコム・ツアーではこの順位で戦っていましたが、舞台がPGAツアーとなるとまた話は変わってきます。明日は緊張しないよう心がけ、これは単なるゴルフなんだと言い聞かせて大会を楽しみたいと思います」とハドリー。

ヘンリーは出だしの4ホールを3ボギー、1バーディとした。

前回優勝のライアン・ムーアラッセル・ノックスは共に通算10アンダーとしている。2日目はムーアが「63」、ノックスが「65」のラウンドとなった。

初日「61」で2位につけていたアルゼンチンのアンドレス・ロメロは「81」と大崩れし、予選落ちとなった。

出場者の中で最もランキングの高い世界11位のザック・ジョンソンは、2日目を「70」でラウンドし、通算3アンダーで予選通過を果たした。先週カルフォルニアで「フライスドットコム・オープン」を制したジミー・ウォーカーは「68」で2日目をラウンドし、こちらも同じく通算3アンダーとしている。

情報提供:PGA TOUR

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