ビル・ハースが誇る“マスターズの華麗なる血脈”
タイガー・ウッズ、腰の手術から復帰メドは未定
タイガー・ウッズは月曜日(19日)、ゴルフチャンネルの“モーニングドライブ”に出演し、「腰の手術を受けてから、未だ一度も完全なショットを打てていないから、いつ大会に復帰できるかはまだ未定だ」と話した。
3月9日の「WGCキャデラック選手権」最終日を「78」でラウンドして以来、ウッズは戦列を離れ、3月31日には腰の神経に感じていた圧迫感を和らげるため、椎間板の手術を受けている。
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「今もリハビリを続けている」とウッズ。「大して楽しくなんてないよ。飽き飽きするようなエクササイズばかりしなければいけないからね。少なくともチップとパットは打てるから、それだけが救いだよ。徐々に良くなっているのは感じる。ただ、フルショットはまだ打てていない」と続けた。
大会復帰時期について尋ねられると、ウッズはこう答えた。「それは僕というよりも、僕のドクターとトレーナー次第だよ。彼らからの許可なしに復帰はできないんだ。今もまだ準備段階なんだけど、こういったケガはゆっくりじっくりやっていかなければいけないからね。正しいことを確実に行う必要がある」
ウッズは6月26日~29日にコングレッショナルCCで開催される「クイックン・ローンズ・ナショナル」のメディアデーのため、月曜はベセスダで仕事をしていた。彼は復帰に関しての“タイムテーブルはない”と述べたが、全米オープンもしくはクイックン・ローンズでプレーできるかは疑わしい。
クイッケン・ローンズは2009年と2012年に優勝している大会だけに、ウッズは「出場したいけど、本当にわからない。もう日もないし、ただ、強くなって復帰することだけに集中し、やり続けるだけさ」と話した。
ウッズは過去に2度パインハーストNo.2コースで行われた全米オープンで、3位タイ(1999年)、2位(2005年)を経験している。今年の全米オープンは6月12日~15日に同コースで開催される。
ウッズは今年4月のマスターズを、参加資格がありながらも初めて欠場した。彼は、全米アマチュアチャンピオンを取り、初めてマスターズに出場した1995年以降毎年オーガスタでプレーをしていた。今月上旬に行われた「ザ・プレーヤーズ選手権」にも参加できず、2年連続優勝はならなかった。
月曜に発表された世界ランキングで、キャリア初となるアダム・スコットに1位を譲ったウッズは、2位へとランクを下げた。フェデックスカップポイントは現在205位、ライダーカップランキング(アメリカ)は58位。今シーズン出場したのはたった3大会で、うち最も良い成績は「WGCキャデラック選手権」の25位タイだ。腰痛が響き、「ファーマーズ・インシュランスオープン」はMDFで80位タイ、そして「ザ・ホンダクラシック」は途中欠場となった。
クイックン・ローンズ・ナショナルの詳細についても月曜日に発表された。ディフェンディングチャンピオンのビル・ハース、2010年大会優勝のジャスティン・ローズ、ジョーダン・スピース、パトリック・リード、リー・ウェストウッド、そして全米アマチュアチャンピオンのマシュー・フィッツパトリックが出場する。