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2014年 クイッケンローンズ・ナショナル
期間:06/26〜06/29 場所:コングレッショナルCC(メリーランド州)

復帰戦のウッズが会見 「人生を取り戻したかのような気分」

By Sean Martin, PGATOUR.COM

予定より早く大会へ復帰する事となったタイガー・ウッズは「クイッケンローンズ・ナショナル」の会場で、ケガのリスクは最小限だと述べた。

ウッズが今回コングレッショナルカントリークラブでツアーの場に登場するのは、3月に行われた「WGCキャデラック選手権」以来初めてとなる。3月31日に、数ヶ月間悩まされていた腰の収縮した神経から来る痛みを緩和するため、椎間板切除手術を受けていた。

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ウッズは当初の予定では、「全英オープン」で復帰することになっていたが、回復が計画よりも早く進んだという。また、クイッケンローンズ・ナショナルの支援が彼の基金に大きく貢献しているという事実もあり、今大会からの復帰を決めたと述べた。

「驚くほど早く回復したよ」とウッズ。「時間とともに、また強くなっていくよ。ケガのリスクも最小限だからね」と続けた。

ウッズは現在フェデックスカップで209位。今年初めにプレーした3試合で僅か43ポイントしか稼げなかった。「ファーマーズインシュランスオープン」では80位タイ、「ザ・ホンダクラシック」では最終日に棄権。最終日「78」として25位タイに終わった「WGCキャデラック選手権」が、手術前最後の大会となった。

「どうにかしてプレーオフに残りたいね」とウッズ。

昨年の「ザ・バークレイズ」最終日、ショットを打った時に収縮した神経からの痛みが膝に走った。そのケガから、いつも行っているような十分な練習が行えなくなってしまった。ウッズは強い張りのあった腰が十分に曲げられなかったため、ウェッジショットの練習は行わずドライバーショットの練習から開始。今では通常の練習を行えるようになり、いつも通りのウォーミングアップが行えていると話した。

ウッズは世界ゴルフランキングで5位、「ライダーカップ」米国選抜を争うポイントレースでは67位としている。過去の「クイッケンローンズ・ナショナル」では09年と12年に優勝。今大会を終えた後は、7月17日~20にロイヤルリバプールゴルフクラブで行われる「全英オープン」まで、2週間の休養を取る予定だ。このコースでウッズは2006年に優勝を果たしている。

手術後、初めてとなるラウンドでは9ホール回り、スコア「50」を割ったとウッズはジョークっぽく言った。「まるで僕が3才の頃のようだったね」

収縮した神経が引き起こしていた痛みは、手術を受けたことですぐに緩和され、痛みはないとウッズは公表した。次の日にはパットも打てるようになったが、腰を十分に曲げられずにカップからボールを拾い出すことができないため、カップに詰め物をしながらパットとバンカー練習を行った。ドライバーを打ち始めたのは数週間前からだ。

「体をうまく機能させられなくなっていたんだ。普段、行えていた事が一つもできなくて」とウッズは手術前の状況について述べた。「今はまるで、人生を取り戻したかのような気分だよ。普段当たり前に行っていたことができるようになったからね」と続けた。

情報提供:PGA TOUR

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