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ジャスティン・ローズと「クイッケンローンズ」との相性はバッチリ?

By Helen Ross, PGATOUR.COM

「クイッケンローンズ・ナショナル」の3日間の展開に、ジャスティン・ローズがひどく落胆することないだろう。

そう、会場のコングレッショナルCCはまさに“怪物”。だがローズは、昨年のメリオンでの「全米オープン」を制しており、忍耐強さの価値をわかっている男だ。

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彼にもっと確信が必要だというのなら、この事実をよく考えてみることだ。ローズは今大会3日目をイーブンパーの「71」で終え、リーダーボードの順位を6つ上げた。そして暫定首位のパトリック・リードからわずか3打差の5位タイで最終日に臨むのだ。

2010年にアローニミンクGCで行なわれた今大会(当時の大会名は「AT&Tナショナル」)の覇者でもあるローズ。今大会3日目は序盤7ホールで3バーディを奪取し、好スタートを切った。しかしその後9番ではボギーを、11番ではダブルボギーを叩いて帳消しに。

「(今日の)ラウンドの中盤では不満の残ることもあったけど、自分にはまだ望みのあるポジションでプレーしている自覚があった。16番と17番でバーディが獲れたので、望んでいた位置に浮上でき、気分も良くなったね」と振り返るローズ。「最終日を前に1打差だろうが2打差だろうが、最終日にいいラウンドをするだけ。結局、必要なのは同じことさ」。

今大会ではあらゆる面でしっかりと結果を出しているローズ。フェアウェイキープ率は5位だし、パーオン率は15位、平均パット数も18位だ。

昨年の「全米オープン」で優勝して以来、ローズが10位以内でフィニッシュしたのは7.試合。2014年はややゆっくりとしたスタートで、右肩の(棘上筋の)軽い腱炎をいたわりながらプレーを続けている。とはいえ、「ザ・プレーヤーズ選手権」やメジャー2大会を含む直近6試合のうち5試合では、14位以上の良い成績を残してきた。だからPGAツアーでの6度目の優勝がいつになるのかは、そこまで気にしてはいないのだ。

「(PGAツアーで再び優勝するのは)自分が思うよりももっと後かもしれないね。だけどチャンスはこれまでも何度かあった」と、ローズ。「…だから僕はただ、自分のゲームに集中し、自分のプレーに注意を払うんだ。自分がいいプレーをしているとわかれば、(優勝の)チャンスだってたくさん作れるだろう」。

「自分のシーズンはこれからだと思っているよ。やっと自分のゲームに手ごたえを感じてきたところだ。その点でも、あまり自分を追い込まないようにしているよ」

情報提供:PGA TOUR

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