昨年6位の松山英樹ら日本勢が最古のメジャー「全英オープン」に挑む
2014年 全英オープン
期間:07/17〜07/20 場所:ロイヤルリバプール(イングランド)
トリンゲールら4人が「全英オープン」出場権を獲得
By Helen Ross, PGATOUR.COM
先週の「ザ・グリーンブライアークラシック」で単独2位の大健闘を見せたジョージ・マクニールを含む4人が、ロイヤルリバプールで行われる「全英オープン」(7月17日~20日)への切符を手に入れた。
「全英オープン」の出場権を賭けた予選会となる試合で、新たに「全英」への切符を手にしたのは、マクニール、クリス・ストラウド、キャメロン・トリンゲール、ビリー・ハーレーIIIの4人だ。「グリーンブライアー」で12位内に入った選手中、「全英」出場権を持たない上位4人となり、条件を満たした。
<< 下に続く >>
同大会は4位タイが7人いて、そのうち5人が「全英」出場権を持っていなかった。世界ランキングの順位を参考に選ばれ、バド・コーリーとW.ウィルコックスが外れた。
マクニールにとって「全英オープン」出場は2度目となる。初挑戦の2010年は、セントアンドリュースでのプレーだった。
「『全英オープン』に出られるなんて、最高のボーナスだ」と語るマクニール。ジ・オールドホワイトTPCでの大会最終日で「61」の驚異的なスコアをたたき出し、2位に浮上した。「リンクスコースは好きだけど、プレー方法を知るほど十分な経験はない。数日前には会場入りしてコースや時差に慣れようと思う」。
「今回の『全英オープン』は僕にとって、かなり大事なものになるだろう。メジャー大会でプレーするのが、僕らの目指すところだから」。
一方、ストラウドやトリンゲール、ハーレーにとっては初の「全英オープン」だ。
「グリーンブライアー」では2位以下に2打差をつけて最終日に臨んだハーレーは、「上がり2、3ホールでは『全英』のことを考えていた。リーダーボードを見て、頭の中で計算しようとしていた」と振り返る。
「『全英オープン』がかかっているのは、分かっていたからね」
先日の「クイッケンローンズ・ナショナル」ではショーン・ステファニ、チャーリー・ホフマン、ベン・マーティン、そしてブレンダン・スティールの4人が「全英」の切符を手にした(スティールと同じく5位タイのアンドレス・ロメロは、世界ランキングの順位でかなわなかった)。
そして今週の「ジョンディアクラシック」では、トップ5(またはタイ)の選手が「全英」出場権を手にする。
5大陸、9ヶ国で行なわれる14試合から成る予選会では、PGAツアー、ヨーロピアンツアー、豪州PGAツアー、日本ゴルフツアー、そしてサンシャインツアーでの大会を経て、選手たちにゴルフ界で最古のメジャー大会への切符が与えられる。