2日目の主役は2人の“G”
2014年 RBCカナディアンオープン
期間:07/24〜07/27 場所:ロイヤルモントリオールGC(カナダ)
デラエとフューリック 「63」でコースレコードタイ
グラハム・デラエ(カナダ)は、初日のラウンドについて「ややアゲンストの風」を受けたが、「翌朝はできるなら良いコンディションの中でプレーしたい」と話していた。
その金曜の朝、デラエとジム・フューリック、マット・クーチャーは「RBCカナディアンオープン」2日目を「良いコンディション」の中でラウンド。デラエとフューリックは、ロイヤルモントリオールのコースレコードに並ぶ7アンダー「63」をマークした。
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「最高のスタートだった。僕らはみんな、たくさんのバーディを獲ることができた」とデラエ。「(みんなに)ついていくには、パットを決めないといけないという感じだった」。
2001年に同じくカナダ人のデビッド・モーランドIVが樹立したコースレコード(のちにスコット・バープランクも記録)は、この組の最終ホール(9番)でフューリックが更新する可能性もあったが、約8.5メートルのバーディパットはカップの右にそれた。
フューリックは「今日のラウンドも昨日も、たいした違いはない。フェアウェイキープもパーオンも多く、チャンスはあった。今日は、そのチャンスが少し多かった。コースは昨日に続いてとてもソフトだし、グリーンもかなり読みやすい」と振り返る。
デラエは、難関の17番パー3でバーディ。続く18番ではティショットを引っかけて池に入れ、ボギーを叩いた。しかし1番で、この日6つ目のバーディを奪取。さらに上がり2ホールでも連続バーディを奪いホールアウトした。
そんなラウンドにデラエは「今日はずっと自分のゴルフをコントロールできていたと感じている。2、3度ミスもあったけど、良いパットが多かった」と話した。
デラエ、フューリック、クーチャーの3人はこの日、合計で22バーディを記録。それぞれがお互いのプレーに刺激を受け、クーチャーが5アンダー「65」を出し締めくくった。
これにはフューリックも「『63』『63』『65』を出した組でプレーした記憶はない。『65』で回ったクーチ(クーチャー)に、この組の“お荷物”だって、ずいぶんからかったよ」と笑っていた。