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2022年 トラベラーズ選手権
期間:06/23〜06/26 場所:TPCリバーハイランド(コネチカット州)

イングリッシュが股関節とグリップを修復

ハリス・イングリッシュが断裂した右股関節唇(みぎこかんせつしん)の手術を受けて以来、3試合目となる大会「トラベラーズ選手権」に臨んだ。

さらに新しいパターグリップを装着した。これは、昨秋の「ライダーカップ」で、擦り切れてボロボロになっていたことで不適合とみなされ、ちょっとした騒動の元となったものと同モデルのグリップである。

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この両方の修復は奏功した模様で、ディフェンディングチャンピオンはTPCリバーハイランズでの第2ラウンドで「65」をマークし、通算9アンダーとして大会を折り返した。

「そうだね、股関節は良い感じだよ」と、2月14日に手術を受け、「ソニーオープン」(55位タイ)から「メモリアルトーナメント」(予選落ち)まで全くプレーしなかったイングリッシュは述べた。「一番きつかったのは、歩くこととプレーすること。と言うのも、自宅では練習レンジへ行って、多くの球数を打てる感じだったのだけど、アップダウンがあるなか、自分の足で5、6時間支えるのが一番厳しい部分だった」

この股関節の問題は、長い間、彼を悩ませており、注射から理学療法まで、あらゆることを試した。最終的に、昨季「セントリートーナメント」と「トラベラーズ選手権」で優勝し、ツアーのシード権を維持するという意味で、十分な余裕が得られたことで、根本的に治療する決断に踏み切った。

「そうだね。これから10年間のゴルフを見据えたんだ」とイングリッシュ。「僕はここで、長い間プレーしたいんだ。とにかく痛いのが嫌だった。痛みを抱えたままプレーしたくなかったんだ。ここでは、たとえ100%であっても、タフな競争になるんだ。良い選手はたくさんいるし、若手も出てきているからね」

「僕は、昨年2勝したから、それでこれから数年のシード権は確保できたぞって思ったんだ。手術を受けてこれを過去のものとすれば、これからの数年は良い状態でプレーできるなと」

彼の使っているピンパームロックのパターグリップは、昨年、彼がクラマー・ヒコックを8ホールに及ぶプレーオフで下して優勝した「トラベラーズ」で使用していたのと同じモデルである。実のところ誰かに指摘されるまで、10年近くあのグリップを使用していたと述べている。

グリップはあまりにも擦り切れており、電話をした人間が、不適合かもしれないと指摘したのである。これについてルールオフィシャルは、クラブの端の擦り切れかかった生地が不適合であるとみなした。すると、「ライダーカップ」米国代表キャプテンのデービス・ラブIIIはナイフを持って現場に現れ、グリップの問題となっている場所を切り取り、その切り取った部分にテープを巻き付けて平面になるよう整えた。

「ベガス(10月のシュライナーズチルドレンズオープン)でも使おうとしたけど、損傷があるとみなされ、僕はあのグリップではプレーできなくなった」とイングリッシュ。「だから、僕はグリップを取り外し、何年も前に、ちょっとした変化のために使った別のグリップを装着したんだ」

「ただ、その後、僕はそこまで良い感じでパットができなかった」、とツアー4勝のイングリッシュは加えた。「パッティングにムラがあったので、今週は新しいピンのグリップを使って見たのだけど、今のところうまく機能しているね」

“ボロボロに擦り切れる”まで使い続ける中で、長年にわたり彼に成功をもたらしてきたピンパームロックを新調したイングリッシュは、金曜に沈めたパットの総合距離を141フィート(約43m)とした。彼は2日続けてパット数を「27」とした。

(協力/ GolfWRX, PGATOUR.com)

情報提供:PGA TOUR

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