前年覇者のコリン・モリカワが欧州ツアー最終戦欠場「個人的な予定」
2022年 ヒーローワールドチャレンジ
期間:12/01〜12/04 場所:アルバニー(バハマ)
コリン・モリカワが「ヒーローワールドチャレンジ」で新アイアンを実戦投入
コリン・モリカワはプロに転向した2019年以来、ツアーで最高のアイアンプレーヤーの一人であり続けており、フルシーズンをプレーした最初の3年は連続してストロークゲインド:アプローチ・ザ・グリーン(グリーンを狙ったショットの貢献度)でトップ3入りを果たしている。
極度に硬いコンディションだったスコットランドでの大会を除き、メジャー2勝のモリカワはプロとしてのキャリアのほぼ全体を通して、2017年にリリースされたテーラーメイドP730ブレードアイアンを使用してきた。通常はP730ブレードのショートアイアン(7番~PW)を使用し、上の番手(5番と6番)にはキャビティバックのP7MCを合わせるセッティングを採用してきた。
<< 下に続く >>
しかし、今週開催の「ヒーローワールドチャレンジ」ではこれまで使っていたP730に替え、新しい“P7CM”ブレードアイアンを実戦投入しようとしている。
大会前にモリカワと言葉を交わしたGolfWRX.comは、彼が最近、カリフォルニア州カールスバッドにあるテーラーメイド本社で綿密なテスティングを行い、2週間前からこの新しいアイアンを使用し始めたことを知った。
「これは真新しいアイアンだ」とモリカワはGolfWRX.comに語った。「これを使い始めてから2週間ほどになる。僕がプロになってからずっと使っていたP730とは、そこまで違わないよ。僕はこれまで一度もやったことのなかった綿密なテスティングをテーラーメイドと行うことができ、アイアンの1モデルに対し、全てのソールのパターン、バウンス、そして幅を試してみることができた。730には何の問題もないし、大好きだからこそ、これまで4年半の間、使い続けてきた。ただ、時折、突然出てくるような予期せぬショットもあったんだ」
新しいP7CMモデルは、タイガー・ウッズのテーラーメイド“P7TW”プロトタイプアイアンのネーミングと同様に、モリカワのイニシャルが冠されており、モリカワによると、このプロトタイプはショットの分散傾向がよりタイトになったという。
新しいP7CMブレードアイアン(7番~PW)の導入と並行して、モリカワは5番と6番アイアンをキャビティバックの新しいテーラーメイドP7MCに入れ替えている。彼はこの変更について「簡単な移行だったと語っている」。
ゴルフ用具以外のニュースについて触れておくと、新婚のモリカワは真新しい結婚指輪をつけたまま練習レンジでボールを打ってみたものの、少なくとも当面の間は、ゴルフをプレーする際は指輪を外すことになるだろうと、GolfWRX.comに述べている。
「昨日、初めて(指輪をつけて)ボールを打ってみたのだけど、僕はそのフィーリングが好きではなかった」とモリカワ。「今のところ、彼女は僕が(ゴルフをプレーするときは)指輪を外すことを我慢しなければならないね。でないと、僕は指輪をつけてもできる新しい仕事を見つけなければならなくなる。僕は、それはしたくないんだよ」
新婚夫婦が結婚指輪について合意に達するようであれば、モリカワは今週から正式に新しいプロトタイプアイアンをデビューさせることになる。
(協力/GolfWRX、PGATOUR.com)