「全米オープン」最終スコア
2023年 全米オープン
期間:06/15〜06/18 場所:ロサンゼルスCC(カリフォルニア州)
パターは先輩のモデル クラークのメジャー初優勝ギア
◇メジャー第3戦◇全米オープン 最終日(18日)◇ロサンゼルスCC(カリフォルニア州)◇7423yd(パー70)
激戦を制したウィンダム・クラークがメジャー初優勝を遂げた。前半6番までに2つスコアを伸ばした“貯金”を残りホールで使い果たした中盤以降の内容は好セーブの連続。最高峰のフィールドでロリー・マキロイ(北アイルランド)、リッキー・ファウラー、スコッティ・シェフラーら実力者を抑えた。
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最終日のフェアウェイキープ率77%(10/13)を支えたのはタイトリストのTSi3ドライバー。5月にPGAツアー初勝利を挙げた2020年秋モデルへの信頼は厚く、メジャーで大活躍した。
クラークは前半8番(パー5)、2打目をグリーン左の荒れ地に入れ、脱出に2打を要しながら拾ったボギーに胸を張った。タイトリストのアイアン、ボーケイデザインのウェッジを4本入れて難コースを攻略した。
最終局面に向かうにつれて安定感が増したのがグリーン上のプレー。4日間を通じて「+1.81」のストローク・ゲインド・パッティングを記録したパターにはストーリーがある。
週末2日間、一緒にプレーしたリッキー・ファウラーはオクラホマ州立大時代の先輩(クラークはその後、オレゴン大に編入)にあたる。数カ月前にフロリダでプライベートラウンドをともにした際、あまりに入るファウラーのパットを目の当たりにして、オデッセイに注文した同じモデル(VERSA JAILBIRD)だった。
ちなみにファウラーも、もともとは自身のキャディであるリッキー・ロマノが使っていたパターを拝借して中尺に仕上げたもの。しばらく話題になりそうだ。
<ウィンダム・クラークのクラブセッティング>
ドライバー:タイトリスト TSi3(ロフト9度)
シャフト:トゥルーテンパー ACCRA TZ Six ST 60 M5
フェアウェイウッド:テーラーメイド ステルス2(3番15度)
シャフト:トゥルーテンパー プロジェクトX HZRDUS Smoke Black RDX 80 TX
アイアン:タイトリスト T200(3番)、620CB(4番―9番)
シャフト:三菱ケミカル TENSEI AV Raw White 100HY X (3番)、トゥルーテンパー ダイナミックゴールド X7 (4番-9番)
ウェッジ:タイトリスト ボーケイデザイン SM9(46、52、56度)、ボーケイデザインウェッジワークス(60度)
シャフト:トゥルーテンパー ダイナミックゴールド ツアーイシュー S400
ボール:タイトリスト プロV1x
(協力/ GolfWRX, PGATOUR.com)