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2023年 全米オープン
期間:06/15〜06/18 場所:ロサンゼルスCC(カリフォルニア州)

クラブセッティング速報
ブルックス・ケプカの14本 一番のお気に入りは“ダイヤモンド”

◇メジャー第3戦◇全米オープン 事前(14日)◇ロサンゼルスCC(カリフォルニア州)◇7423yd(パー70)

全米オープンの優勝候補筆頭といえるブルックス・ケプカ。距離の長さと深いラフが特徴的な、難攻不落のロサンゼルスCCに挑む14本をのぞいてみよう。

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ドライバーは、スリクソン「ZX5 MkII LS」。実は、メジャー優勝を遂げた「全米プロ」とは違うヘッド。メジャー優勝後の試合でヘッドが割れ、同じモデルの別ヘッドに替えていたのだ。ケガの功名とはまさにこのことで、「前作はまだ本人も納得できるほど完璧とはいえなかったのですが、重心位置などを調整して割れたヘッドよりハマるものが見つかりました」(スリクソンのクラブ担当)と、過去2度優勝している大一番に間に合った形だ。シャフトは変わらず三菱ケミカルの「ディアマナDリミテッド」を使用する。

3番ウッドと3番アイアンは不動の2本。テーラーメイド「M2 ツアーフェアウェイウッド」は今でも使用選手がいるほどプロの間で評判の高いクラブ。また、ナイキの「ヴェイパー フライ プロ アイアン」も、ナイキ時代から愛用しているロングアイアンで、こちらも同モデルをトニー・フィナウが使用している。

アイアンは今年に入って「ZX7 MkII」にスイッチした。「ソールの抜けを気に入っていています。顔はシャープだけど、使ってみるとやさしい。ケプカ選手はアイアンを選ぶときいつも『フォーギブネス』(寛容性)というワードを言いますね」(同担当)

ウェッジは、46度がクリーブランド「RTX ZIPCORE ウェッジ Tour Rack Raw」、52、56、60度が「RTX 6 ZIPCORE ウェッジTour Rack」。60度はスリクソン契約以前に使っていたモデルに似せた削りを施している。

契約ギアの中で、最も気に入っているのがボール。スリクソンと契約するきっかけになった、「Zスターダイヤモンド」の最新モデルを使用している。「比較的スピンが入るボールが好みで、中でもアイアンとウェッジでスピンが入るのを気に入っています」(同担当)。以前使っていたタイトリスト「プロV1x」の17年モデルと似ているそうだ。

<ブルックス・ケプカの14本>
ドライバ―:スリクソン ZX5 Mk II LS ドライバー(10.5度)
シャフト:ディアマナ D-LIMITED(長さ45インチ、重さ70g台、硬さTX)
フェアウェイウッド:M2 ツアー フェアウェイウッドHL(3番16.5度)
シャフト:ディアマナ D-LIMITED(重さ80g台、硬さTX)
アイアン:ヴェイパー フライ プロ アイアン(3番)、スリクソン ZX7 Mk II アイアン(4-9番)
シャフト:FUJIKURA(3番)、トゥルーテンパー ダイナミックゴールド ツアーイシュー X100(4-9番)
ウェッジ:クリーブランド RTX ZIPCORE ウェッジ Tour Rack Raw(46度)、RTX 6 ZIPCORE ウェッジTour Rack(52、56、60度)
シャフト:トゥルーテンパー ダイナミックゴールド ツアーイシュー X100
パター:スコッティキャメロン Teryllium TNP2
ボール:スリクソン Z-STAR ダイヤモンド ボール

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