ミケルソンが12年ぶりに「ホンダクラシック」出場へ
2014年 ウェイストマネジメント フェニックスオープン
期間:01/30〜02/02 場所:TPCスコッツデール(アリゾナ州)
「WM フェニックスOP」出場選手の使用ギア情報
2014/02/03 15:48
By Jonathan Wall, PGATOUR.COM Equipment Insider
PGAツアーの2013-14シーズンはスタートしたばかりだが、暫くはリッキー・ファウラーが使用するちょっと変わったウェッジに注目が集まるだろう。「ファーマーズインシュランスオープン」でモーガン・ホフマンが、映画「アンカーマン」をテーマにしてタイトリストの「ボーケイデザイン SM5」ウェッジを使い始めてから一週間、ファウラーは、ヘッド後部にカイゼルひげを刻印したコブラの「トラスティ・ラスティ(59度)」をバッグに入れて、TPCスコッツデールに現れたのだ。
ファウラーは、自身の「Instagram」(画像投稿サービス)に、このウェッジとロフト角59度、バウンス角6度のバックアップのウェッジを投稿。このウェッジには、ファウラーのイニシャル「R」と「F」が、小さな「R」と「F」の文字を並べる形で刻まれている。
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◆ベ・サンムンのキャロウェイのニュードライバー
ベ・サンムンは、「ウェイストマネジメント フェニックスオープン」からキャロウェイの「ビッグバーサ」ドライバーを使用。このクラブは、ツアー担当が調整可能なペリメター・ウェイトをヒール側にスライドさせており、イオンメッキ加工が施された三菱レイヨンの日本限定ディアマナ・ブルーが装着されている。
またキャロウェイのツアー担当によると、シャフトが大きな性能差を生んでおり、ベは当初の予測よりも早く初日から使用を開始したという。なお、この大会でベの平均飛距離は298.4ヤードだった。
◆ウェストウッドが、ピンのi25ドライバーに変更
リー・ウェストウッドは、月曜にピンの本社を訪れ、同社の新ドライバー「i25」をテスト。ドライビングレンジで301~304ヤードのキャリーを出したロフト角9.5度のヘッドに落ち着いたという。
火曜の練習ラウンドと水曜のプロアマでこのクラブを使ったウェストウッドは、予選ラウンド2日間で平均299.4ヤードの飛距離を記録。結果的には1打足りず予選落ちとなった。なお、i25ドライバーの前は、2009年モデルのG15ドライバーを使用していた。
◆スタンリーがナイキのドライバーとウェッジを使用
「ウェイストマネジメント フェニックスオープン」歴代覇者のカイル・スタンリーは、ナイキの新ドライバー「コバート 2.0」(ロフト9.5度/三菱レイヨン・ディアマナ・カイリ 70X)と、ロフト角60度のデュアルソール「VRフォージド」ウェッジを本大会で使用。これまで同社の「VR_S コバート」を使ってきたが、「コバート 2.0」の洋ナシ型ヘッド形状とパフォーマンスがお気に入りだという。
また、ウェッジをロフト角60度のワイドソールな「VRフォージド」からデュアルソールに替えているが、これはバンカーからのパフォーマンスを考慮したためで、またグリーン回りでも安定した性能を発揮するためという。
◆その他
ラッセル・ヘンリーが、ナイキの「VR Pro」キャビティの3番~6番と「VR Proコンボ」の7番~9番を、抜けが安定していないということで調整したという。ツアー担当が、ライ角を1度から1.5度ほどアップライトに調整。アイアンの調整とともに、ヘンリーは同社の「メソッド006」パターを0.75度フラットにした。
マーク・ウィルソンが、スピン量を減らせるシャフトを探した結果、ピンの軽量「CFSシャフト」(硬度:X)を「i25」アイアンに装着。スピン量が400~600rpms減り、弾道も低くなった。
またハンター・メイハンは、ピンの「G25」フェアウェイウッドのロフトを14.5度から15.5度に変更。シャフトは藤倉ゴムの「スピーダー757」を装着した。