ニュース

米国男子アーノルド・パーマーインビテーショナルの最新ゴルフニュースをお届け

同じヘッドが2つ 石川遼のFWセッティング

石川遼のキャディバッグには「プエルトリコオープン」からドライバーの他に2本のウッドが入っている。モデルはいずれも昨年から愛用してきたキャロウェイ「X HOT PROフェアウェイウッド」。しかしヘッドカバーを外して見ると、これが全く同じようなのだ。

ロフト表示はいずれも17度だが、両方とも16度に立ててある。シャフトの種類は全く同じグラファイトデザインの「ツアーAD GT8(フレックスTX)」。では違いは?というとわずかなシャフトの“長さ”にある。「僕は4番ウッドと5番ウッドって呼んでいる」と石川。42.25インチが4番、42インチが5番になっている。

<< 下に続く >>

想定する飛距離は4番が約270ヤード、5番では255ヤード前後。0.25インチ、わずか6.35ミリの違いだが、これで15ヤードの差を生んでいる。

石川はここ1年、まずこの5番ウッドをこよなく愛用してきた。3番ウッドもドライバーの次の飛距離を持つクラブとして使用していた時期があったが「スプーンがどうも飛び過ぎていた。ティショットで、ドライバーとスプーンとの差が5~10ヤードくらいしか変わらなくなってしまって。グリーンを狙えるスピンのかかるクラブが欲しかった」。そんな悩みと「ずっと使ってきた5番ウッドの長さが好きで、どうにかこれに近い感じのものが欲しい」という要望が合致。キャロウェイのスタッフとの試行錯誤を経て、このアイデアを込めた4番を新しく入れた。

「同じロフトが2つって、なかなか無いセッティングだと思う」と石川。シャフトの長さは、ツアープロがその違いを逆に利用してしまうほど、ゴルファーにとって重要なものといえる。

ちなみに観戦する際に、石川がどちらを使っているのか見分ける方法が1つある。4番はキャロウェイのヘッドカバーをかぶっているが、5番は黄色いぬいぐるみが、どんなにピンチの場面でも呑気に笑っている。石川の地元、埼玉県松伏町の“ゆるキャラ”マップー(ゆるキャラグランプリ2013、ご当地部門で全国822位)がそれ。キャディのサイモンの動きにも注目すると、いいみたい。

関連リンク

2014年 アーノルド・パーマーインビテーショナル

GDOゴルフ速報アプリ

松山英樹や石川遼の活躍をiPhoneへお届け【GDOゴルフ速報アプリ】
注目度が高まっている米PGAツアーや、国内男女ツアーなどの試合速報をいち早くあなたのiPhoneへお届けします。
● 各ツアーの速報をiPhoneへ配信!
● 見やすいフォントサイズに変更できます!


あなたにおすすめ

特集

宮本卓×GDO 旅する写心
ゴルフフォトグラファー宮本卓×GDOのスペシャルコラボコンテンツ。国内外のゴルフ写真を随時更新中!!
やってみよう! フットゴルフナビ
サッカーとゴルフが融合した新スポーツ「フットゴルフ」の総合情報サイトです。広いゴルフ場でサッカーボールを蹴る爽快感を、ぜひ一度体感してみよう!

新着記事


ブラインドホールで、まさかの打ち込み・打ち込まれ!!ゴルファー保険でいつのプレーも安心補償!