キャロウェイゴルフとボール契約を結んだ石川遼。大型ボールに今年のテーマ『心』の一文字を書き入れた

ゴルフ用品メーカーのキャロウェイゴルフ社は8日、男子ゴルフの石川遼とのボール使用契約を発表した。石川は2013年からキャロウェイとゴルフ用品及びアパレルの使用契約を結んでいるが、ボールは10年から契約していたダンロップスポーツ社製を15年初めまで使用。ボール契約がフリーとなった昨シーズン途中から「キャロウェイゴルフ SR2.5 ボール」を使用していた。

今シーズンから使用を予定しているボールは、今年3月4日に発売予定の「キャロウェイゴルフ クロムツアーボール」。「1Wからパターまで（ボールとの相性を）妥協したくなかった」とこだわりが強い石川にとって、新ボールに求めた要素はズバリ「信頼感」だったという。

＜＜　下に続く　＞＞

そんな中で契約決断の決め手ともなったのは、「自分のキーの部分」と語るSWでのアプローチショット。ロブショットなど様々なバリエーションが求められるショートゲームで、感覚と弾道のイメージがピタリと一致。今年もボール契約をせずにシーズンを戦う考えもあったが、「このボールで戦いたいという、高い信頼感を得られた」と語った。

石川は次週14日にハワイで開幕する米国ツアー「ソニーオープンinハワイ」で今年度の初戦を迎える。「（契約）4年目で、全てキャロウェイ一色で戦える。恩返しのためにも、PGAツアーで勝つことを目標にしたい」と気持ちを新たにしていた。（編集部・塚田達也）

• 空力性能を極めたキャロウェイゴルフ『XR 16』シリーズ