ノースカロライナ州にあるクエイルホロークラブで開催されている、米国男子ツアー第18戦「ワコビア選手権」の最終日。単独のトップからスタートした、ジム・フューリックとトレバー・イメルマン（南アフリカ）が通算12アンダー。優勝の行方はプレーオフにもつれこんだが、フューリックが今季初優勝を飾った。

上位陣が思うようにスコアを伸ばせなかったこの日、単独のトップからスタートしたフューリックも、3番でボギーが先行する苦しいラウンドとなった。7番でバーディを奪いイーブンに戻すも、続く8番をまたボギーとしてしまう。その後はパーでしのぎ、14番から連続バーディを奪取。1つスコアを伸ばして、通算12アンダーでフィニッシュ。イメルマンに並ばれてしまったものの、プレーオフの末、今季初優勝を飾った。

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8位タイからのスタートとなり、注目の集まった丸山茂樹は、2番でバーディを奪うまずまずのスタート。しかし3番から連続ボギーを叩くと、そのまま巻き返すことが出来ず、結局2バーディ、8ボギー。この日だけで6つスコアを落としてしまい、通算イーブンパーでフィニッシュ。順位も26位タイまで落として、今季初のベスト10フィニッシュはならなかった。

2位タイからスタートした、レティーフ・グーセン（南アフリカ）も、丸山同様に大きくスコアを崩し、通算5アンダーの10位タイ。また丸山と同じ8位タイからスタートしたビジェイ・シン（フィジー）は、この日9オーバーと乱調。通算3オーバーの38位タイまで順位を下げ、今大会を終えている。