首位タイに返り咲いたジャスティン・ローズ（Marc Serota/Getty Images）

フロリダ州にあるマグノリア＆パームGCで開催されている米国男子ツアー最終戦「チルドレンズ ミラクル ネットワーククラシック」の3日目。ジャスティン・レナード、ジャスティン・ローズ（イングランド）ら4人が通算13アンダーで首位に並び立っている。

最終日を前に、優勝争いが大混戦となっている。前日ベストスコアをマークして単独首位に立ったレナードはこの日、3ボギーを叩くなど完全にブレーキで1つスコアを伸ばしただけ。そこに“もうひとりのジャスティン”ローズが後半のチャージで追いつく。

＜＜　下に続く　＞＞

さらに8位スタートのマティアス・グロンバーグ（スウェーデン）もベストスコアを叩き出して優勝争いに加わると、2つのイーグルを決めるなどして、終盤まで単独首位に立っていたジョージ・マクニールが、ラスト2ホールでボギー、ダブルボギーを連発して通算13アンダー。今季最終戦は最高の盛り上がりで最終日を迎えることとなったが、最後に笑うのは果たして…。

首位グループと1ストローク差の通算12アンダー、5位タイには、ニック・オハーン（オーストラリア）と、カール・ペターソン（スウェーデン）。首位の4人だけではなく、こちらの2人も勢いがあり、逆転優勝のチャンスは十分。優勝争いに拍車をかけることになるのか？注目したい。

通算11アンダー、単独7位につけているのは、現在賞金ランク131位と来季シード権目前のウィル・マッケンジー。続く通算10アンダー、8位グループには同じくシード権まであと一歩のジョー・オギルビーの他、強豪ザック・ジョンソンを含めた6名が並んでいる。ここにも優勝の可能性は十分。最後の最後まで目が離せない。