2012年はコレで勝負! 石川遼のクラブセッティング
2012年 プエルトリコオープン
期間:03/08〜03/11 場所:トランプインターナショナルGC(プエルトリコ)
石川遼は4打差の21位タイ 首位にM.ジョーンズとG.マクニール
◇米国男子◇プエルトリコオープン 初日◇トランプインターナショナルGC(プエルトリコ)◇7,569ヤード(パー72)
マット・ジョーンズとジョージ・マクニールがともに「66」をマークし、6アンダーで首位タイ発進。1打差の5アンダー単独3位にベン・カーティス、4アンダーの4位タイにトッド・ハミルトン、ケビン・キスナー、ジェフ・オバートン、ダニエル・サマーヘイズの4人が続いている。
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今大会初出場となる石川遼は、1番ティからのスタート。2番(パー5)でバーディを先行させると、その後は2バーディ、1ボギーにまとめてホールアウト。首位と4打差の2アンダー21位タイと、無難な滑り出しを見せた。
<石川遼は2アンダーとまずまずの滑り出し>
米フロリダ州で行われている世界選手権シリーズ「WGCキャデラック選手権」と同週開催の今大会。全出場選手のうち、現在世界ランクトップ(53位)の石川は初日、3バーディ、1ボギーと静かなスタートを切った。前半2番(パー5)で2オンに成功し、確実にバーディを先行させたものの、その後はなかなかスコアを動かせない展開。ティショットを左に曲げた7番でボギーをたたき、アウトをイーブンで折り返し、上位グループに加わることが出来なかった。
それでも「後半はようやく自分のプレーが出来てきた」と言うように、13番で2つ目のバーディを奪い、15番(パー5)では3メートル強のパットを沈めて2アンダーで初日を終えた。ミドルパットがなかなか決まらないままチャンスを逃し、トップとは4打差という出だしには口惜しい気持ちもある。しかし「いつも『もう少しいけたかな』というプレーを誰しもしている。58を出した時(2010年中日クラウンズ最終ラウンド)も、『もう少しいけたかな』と思ったくらい。これも結果として受け止めるかもしれない」と独特の表現で気持ちの切り替えを強調。「明日はまた新しい気持ちで、アグレッシブに行きたい」とチャンスをうかがっていく。