首位を走るピーター・ジェイコブセンにインタビュー
2003年 クライスラークラシック of グリーンズボロ
期間:10/16〜10/19 場所:フォレストオークスCC(ノースカロライナ州)
丸山茂樹は7バーディを奪い3位の好スタート!!
米国男子ツアーの第41戦「グレーター グリーンズボロ クライスラークラシック」が、ノースカロライナ州のフォレストオークス カントリークラブで開幕した。昨年まで4月に行われていた大会だが、今年はシーズン終盤での開催になった。そして、開催コースのフォレストオークスは、デービス・ラブIIIが監修して改造を行った。「数ホール戦略的なデザインに変更した」と言うが、最もコースを知るラブは初日2アンダー38位といなっている。
初日首位は9アンダーをマークしたベテランのピーター・ジェイコブセン。10番ホールからスタートしたジェイコブセンは、スタートからバーディラッシュを見せた。15番まで6連続で奪い、16番でボギーを叩くが17番パー3でもバーディ。後半も3ストローク伸ばした。
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この日のジェイコブセンは10メートル程度のバーディパットも面白いように決めていた。今年7月に行われた「グレーターハートフォードオープン」で8年ぶりの優勝を果たしたが、シーズン2勝目を飾ることができるか注目される。
1打差の2位につけたのは、8バーディ、ノーボギーでラウンドしたステファン・エイムス。さらに1打差の7アンダー3位にはデビッド・トムズと日本の丸山茂樹がつけている。前半4バーディ、後半にも3バーディを奪いボギーはゼロ。この日の丸山はアイアンのキレが良くパットも絶好調で、パット数24は参加選手中もっとも少なかった。
6アンダー5位にはディッキー・プライドなど4人が並び、5アンダー9位も4人。その9位グループには久保谷健一が含まれている。5バーディを奪い終盤に入った久保谷は、17番パー3でボギーを叩いたが、続く最終18番ホールをバーディでフィニッシュ。先週は自己最高の13位を上回る勢いだったが、最終日に伸び悩んでしまった。今週は通常の4日間なので最後まで踏ん張ってもらいたい。
その他の日本勢は、田中秀道がラブと並び2アンダー38位とまずまずのスタートを切ったが、横尾要が1オーバー98位。貞方章男は2オーバー112位と大きく出遅れてしまった。