話題の太グリップ スーパーストローク
2002年 アドヴィル・ウェスタンオープン
期間:07/04〜07/07 場所:コッグG&CC(イリノイ州)
ベテランのJ.クックが久々に上位に顔を出した
米国男子ツアー「アドヴィル・ウェスタンオープン」2日目。初日、プレーを終了できなかった50名が早朝から残りホールをラウンド。この日は全員がプレーを終えることが出来た。
初日を67で回り3位タイにつけていたベテランのジョン・クックが、6バーディ、ノーボギーで66をマークし、トータル11アンダーで単独首位に立った。2日間でボギーは1つだけという安定ぶりだ。クックは全米オープンで予選落ちを喫した後、2週間ほど休みを取り、家族旅行でリフレッシュした。その間、プレーは全くせず、水曜日のプロアマから、本格的にプレーを再開したばかりだ。
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「この試合は、精神的に強い選手なら、誰でも優勝のチャンスがあると言える。今週は、休暇後久しぶりの試合だから何も考えずにプレーしている。それが良い結果につながっているのかもしれない。思い通りのゲーム運びが出来ているし、残り2日間で自分の調子がどれほどのものか試したい。楽しみだ」
スチュアート・アップルビーとビジェイ・シンは、ともに、この日のベストスコアとなる65で回り、9アンダーで2位タイに浮上してきた。ノーボギーで回ったシンは、それでも不満だと言う。
「ドライバーの調子は、まあまあ。最高ではない。アイアンもパットの調子も、悪くはない、という程度。しかし何故か、スコアだけまとまった。不思議だ」
6連続バーディを記録したアップルビーは、「2連続、3連続バーディなら誰でもできるが、いくらプロツアーでも6連続バーディなんて滅多にない。今日は楽しめた」
日本の横尾要は、この日も不調でトータル4オーバー、130位タイで予選落ちした。
1アンダー、67位タイまでの86名が決勝ラウンドに進出した。