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2013年 アーノルド・パーマーインビテーショナル
期間:03/21〜03/24 場所:Bay Hill Club & Lodge
B.ハースが首位タイに浮上!石川は辛うじて予選突破
2013/03/23 08:32
◇米国男子◇アーノルド・パーマーインビテーショナル 2日目◇ベイヒルGC&ロッジ(フロリダ州)◇7,381ヤード(パー72)
初日に7アンダーをマークして単独首位に立ったジャスティン・ローズ(イングランド)が後半にボギーを2つたたき、この日は2アンダー止まり。通算9アンダーで首位をキープ。そのローズを捕らえたのが、6アンダーをマークしたビル・ハースだった。13番までに4つのバーディを積み重ね、16番パー5でイーグルを奪った。
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1打差の通算8アンダー単独3位はジョン・ハー。初日からアグレッシブなゴルフが続き好位置をキープしている。通算6アンダー4位タイにジミー・ウォーカー、J.J.ヘンリー、ケン・デュークの3人が並び、通算5アンダー7位タイにはタイガー・ウッズ、ビジェイ・シン、マーク・ウィルソンが追いかける。
連覇、そして大会8勝目を狙うタイガーは、スタートの1番でバーディを奪うと、6番パー5でイーグルを奪取。その後も11番、13番とバーディを奪い8アンダーまで伸ばしていた。ところが、16番からの上がり3ホールでボギーをたたいてしまった。
初日は3アンダーをマークしタイガーと並び5位タイにつけた石川遼は、ボギーが先行する苦しいラウンド。8番ではダブルボギーをたたき順位を落とした。この日は2バーディ、5ボギー、1ダブルボギーの5オーバー「77」。通算2オーバーの57位タイに後退したが、予選は突破した。
<B.ハース、首痛も吹っ飛ぶベストスコアで首位浮上>
午前中の良好なコンディションの恩恵も受けながら、ハースがこの日のベストスコア「66」をマークして優勝争いを引っ張る存在となった。3アンダーの5位タイから出ると、前半12番から2連続バーディ。さらに16番(パー5)では残り218ヤードから2オンに成し、3メートルを沈めてイーグルとする。後半アウトは2バーディ。昨年の「ノーザントラストオープン」以来となる通算5勝目へ向け、絶好の位置でトーナメントを折り返した。
過去5度の出場で、最高成績は2010年の17位。会見場に足を踏み入れると「今まで来たことが無くて、メディアテントがどこにあるか知らなかったよ」と、おどけた。2月から首の痛みに悩まされていたが、それも解消されつつあり「ダメなプレーをしたときは痛むけれど、良いプレーの後には痛まなかったりするもの。そんなに悪くはない。今日はもちろん大丈夫」と気丈に語った。
8週前にはジュリー夫人が第一子の長男、ウィリアム君を出産したばかりで、気合も十分。さらに大会ホストのパーマーは、ウェイクフォレスト大出身の大先輩にあたる。最終日の18番グリーンで、最高の握手を交わせるか。