2打差をつけて単独首位に浮上したタイガー。大会7勝目へ死角なし？（Mike Ehrmann/Getty Images）

◇世界ゴルフ選手権◇WGCキャデラック選手権 2日目◇TPCブルーモンスターatドラール◇7334ヤード（パー72）

首位タイに5選手が並んだ混戦の初日から、タイガー・ウッズが軽やかに抜け出した。アウトからのスタートとなった第2ラウンド。快晴、弱風の絶好のコンディションの中、4番から3度の2連続バーディを奪取。3メートル前後のチャンスをことごとく沈め、18ホールで8バーディ（1ボギー）をマークした。

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第1、2ラウンドで奪った合計バーディ数、17は自己最多記録を更新。早くも通算13アンダーまでスコアを伸ばし、2位のグレーム・マクドウェル（北アイルランド）に2打差をつけて単独トップに立った。

そして首位から3打差の通算10アンダー、3位タイにはともに2日連続で「67」のスティーブ・ストリッカー、フィル・ミケルソンの2人。9アンダー5位タイにバッバ・ワトソン、フレドリック・ヤコブソン（スウェーデン）がつけている。また、ウッズと並んでこの日ベストスコアの「65」を叩き出したチャール・シュワルツェル（南アフリカ）が8アンダーの7位タイに急浮上した。

初日1オーバーの50位タイと出遅れていた世界ランク1位のロリー・マキロイ（北アイルランド）は出だしの1番でカラーから5メートルをパターで沈めてバーディ発進。その後2つのボギーを叩くが、8番以降は5バーディをマーク。難関18番を痛い3パットボギーとしたが、アダム・スコット（オーストラリア）、リー・ウェストウッド（イングランド）らと並ぶ32位タイに順位を上げた。