2008年 ザ・プレーヤーズ
期間:05/08〜05/11 場所:TPCソーグラス(フロリダ州)
S.ガルシアがプレーオフを制し、ビッグタイトルを獲得!
フロリダ州にあるTPCソーグラスで開催されている、米国男子ツアー第19戦「ザ・プレーヤーズ」の最終日。セルヒオ・ガルシア(スペイン)がポール・ゴイドスとのプレーオフを制し、3年ぶりの勝利を手にしている。
首位に3打差と、優勝を手にするには、これ以上スコアを落とせない状態でスタートしたガルシア。前半は1つスコアを落としてしまうが、後半に入ってからは、3バーディ、1ボギーと盛り返し、通算5アンダーで先にホールアウト。首位からスタートしたゴイドスは、強風の影響もあり前半から荒れた内容でのラウンド。17番までは辛うじてリードを保っていたものの、最終18番で痛恨のボギー。通算5アンダーとなり、ガルシアとのプレーオフに突入した。
<< 下に続く >>
過去、ガルシアのプレーオフの戦績は3勝3敗。対するゴイドスは初のプレーオフ。この経験の差が出たのか、17番(パー3)で実施されたプレーオフ1ホール目で早々と決着がついた。最終ホールの悪いリズムを引きずるゴイドスは、ティショットを池へ打ち込んでしまう。これに対し、ガルシアはピン横1メートルにつけるスーパーショット。バーディこそ逃したが、パーをセーブして熱戦に終止符を打った。ここ3年、目前で逃し続けてきた勝利をメジャー級のビッグトーナメントで手にしたガルシア。これをきっかけに再び上昇気流に乗るであろう、ガルシアの今シーズンに注目だ。
4位タイスタートのジェフ・クイーニーは着実にスコアを伸ばし、優勝争いに絡んできていたが、最終ホールでボギーを叩き脱落。通算4アンダーの単独3位で終えた。また、大会史上初の連覇を狙っていたフィル・ミケルソンは、スタートホールのダブルボギーと序盤からつまずき、この日「78」の大叩き。通算4オーバーの21位タイと大きく順位を落として大会を終えている。