松山英樹は前年大会にコースレコードを記録も…（写真は2020年ザ・プレーヤーズ選手権）

◇米国男子◇プレーヤーズ選手権 事前情報◇TPCソーグラス（フロリダ州）◇7189yd（パー72）

PGAツアーの旗艦大会、“第5のメジャー”が11日（木）に開幕する。昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、大会は初日終了後に中止およびシーズンの中断を決定。コースレコードの「63」をマークした松山英樹が、幻の首位スタートを切ったビッグトーナメントだ。

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154人のフィールドは正真正銘、最強の選手層になる。PGAツアーの前年プレーオフ進出者がそろい、世界ランキングトップ50で故障を理由に欠場するのはブルックス・ケプカとマシュー・ウルフのみ。直近25大会のメジャー優勝者でティオフしないのはタイガー・ウッズだけだ。

勝者が獲得するフェデックスカップポイントは年間最高の600pt、賞金はメジャーをしのぐ270万ドル（2億9251万円）とあらゆるプロゴルフ競技で最高額といえる。

ディフェンディングチャンピオンは、開催時期が5月から3月に戻された2019年大会を制したロリー・マキロイ（北アイルランド）。優勝スコアは通算16アンダーだった。

浮島グリーンの17番（パー3）に代表される、ピート・ダイ設計の18ホール。各エリアに罠が仕掛けられたコースを、直近の「アーノルド・パーマー招待」を制したブライソン・デシャンボーが再びパワーでねじ伏せるかも注目される。

松山は2月下旬「ジェネシス招待」からの4連戦の最後の試合とする予定。スイングの再構築に取り組む中、同じフロリダでの直近2大会を15位、18位でまとめた。1年前のロースコアだけでなく、最終日最終組を回って7位に入った2016年大会の実績もある。

＜主な出場予定選手＞
ロリー・マキロイ、ブライソン・デシャンボー、トミー・フリートウッド、ダスティン・ジョンソン、松山英樹、フィル・ミケルソン、コリン・モリカワ、ジョン・ラーム、パトリック・リード、ウェブ・シンプソン、ザンダー・シャウフェレ、ジョーダン・スピース、ジャスティン・トーマス