2021/11/20topics
三塚優子 後編
2007年のツアーデビューから瞬く間にトップ選手への階段を駆け上り、11年には国内メジャー「日本女子プロゴルフ選手権」を制した三塚優子。その後はケガに苦しめられて失速し、思うようなプレーができないまま、17年以降は一度も出場することはなかった。現在はゴルフ漬けの毎日からかけ離れた世界に身を置く、彼女の目に映る景色とは――。ツアー通算4勝プロが、前向きに歩き出した第2の人生を語る。
ケガへの恐怖感と周りから取り残される焦り
―現役時代、右ひざのケガに苦しめられた?
「右ひざはプロになる前から良くなくて、半月板の半分が体の中で散ってしまっている状態で、ずっとプレーをしていました。...