本間ゴルフ特集
最近のニュース 新着一覧≫
2023/08/25キャロウェイ特集
キャロウェイの新『APEX PRO』 女子プロも唸った「打感」とは
キャロウェイがこのほど発表した新たな「APEX」シリーズのツアープレーヤーによるテストが始まっている。新登場するのはアイアン3機種とフェアウェイウッドとユーティリティの良さをあわせ持つUWの計4モデル。国内女子ツアー「ニトリレディス」の会場では中空アイアン「APEX PRO」のテストが行われ、選手たちから打感の良さに驚く声があがっていた。いったい、どんな手ごたえなのか?
中空アイアンの概念を覆した?!
中空アイアンは独特の打感や音に特徴がある。性能的に優れていても、選手によっては馴染めないケースもあった。ただ、今回のPROに関してはそんな違和感を持った選手はほとんどいなかったようだ。
軟鉄鍛造...
2024/04/26デサント特集
新生ウェアでゴルフに集中 シャウフェレが語るマスターズ“ココだけの話”
日本の皆さんこんにちは。ザンダー・シャウフェレ(Xander Schauffele)です。
2024年最初のメジャー、「マスターズ」が終わりました。4日間を戦い抜いた結果は8位。タフなコンディションが続く週で、優勝争いにも少なからず顔を出せたけれど、望んでいたフィニッシュとはいきませんでした。
ショートゲームの出来がこれまで以上に良かった半面、ショットは僕が求めていたレベルにはなかったように思います。オーガスタナショナルGCでスコアを伸ばすべきパー5では、最終日こそバーディを重ねられたけれど、それまでの3日間の苦戦が響きました。
僕にとってマスターズは特別な試合で、ことしも忘れられない瞬間がい...
2024/06/27デサント特集
2大会連続で五輪へ TOKYO・金の思い出/ザンダー・シャウフェレ特別手記
■デサントのウェアで今季も好成績を続けてパリ五輪へ
日本の皆さんこんにちは。ザンダー・シャウフェレ(Xander Schauffele)です。
8月の「パリ五輪」出場が決まりました。
僕たち米国も代表争いが最後まで熾烈でした。国を代表して五輪の舞台でプレーできることは何よりの名誉。パリで戦える機会を得られたこと、そして金メダルを防衛するチャンスを手にできたことに心を躍らせています。
毎年のように、欧州選抜との「ライダーカップ」、世界選抜との「プレジデンツカップ」といった各国の最高峰の選手たちとの対抗戦にも参加していますが、それぞれの試合がユニークで、毎回違った挑戦があります。
ただ、僕にとって...
2024/10/30デサント特集
日本の素晴らしさとゴルフ愛を実感/ザンダー・シャウフェレ独占コラム
日本の皆さんこんにちは。ザンダー・シャウフェレ(Xander Schauffele)です。
10月、PGAツアーの「ZOZOチャンピオンシップ」で来日しました。
もう言うまでもなく、僕にとっての心の故郷のひとつでもある日本。
今回は大会に出場するため東京に向かう前に、大阪と京都を訪れました。
初めての大阪では道頓堀で食べ歩きにもチャレンジ。大好きなたこ焼きから何から、口にするものすべてが本当においしかった。京都ではお寺や神社に足を運び、温泉にも浸かって日本の文化を堪能しました。
家族や日本に住む祖父母や友人、スポンサーの皆さんも見守ってくれたZOZOチャンピオンシップでは、とにかく良いプレーを...
2024/05/27デサント特集
メジャー初優勝 「最高に、甘くて美しい」/ザンダー・シャウフェレ独占手記
■デサントでメジャー初制覇
日本の皆さんこんにちは。ザンダー・シャウフェレ(Xander Schauffele)です。
たくさんの思いが、まだ胸の中で交錯しています。
「全米プロゴルフ選手権」でメジャー初優勝を飾ることができました。待ちに待ったタイトル。バルハラGCでウィニングパットを決めた瞬間、心の底から興奮しました。
初日からトップを走り続けて、満足感いっぱいの勝利。これまで、メジャーで惜しくも敗れた試合が何度もあり、雪辱できた思いです。ただ僕は、勝った事実以上に、このケンタッキー州での1週間、競争のレーンから外れないよう、ひたすらに自分のできることに集中して、ホールを一つひとつ進め続けら...
2024/07/25デサント特集
祝!全英制覇 2カ月でメジャー2勝を勝ち取ったメンタリティー/ザンダー・シャウフェレ特別コラム
■デサントとともに今季メジャー2勝
日本の皆さんこんにちは。ザンダー・シャウフェレ(Xander Schauffele)です。
「全英オープン」で優勝することができました。
5月「全米プロゴルフ選手権」から2カ月後に再び訪れた歓喜の時間。1年のうちに、この手にメジャータイトルを2つ得られるなんて夢のような気分です。
1勝目を手にするまで“永遠”にも感じられるような時間を過ごしてきました。2勝目はまた特別な感情がわいて仕方ありません。今回の勝利は紛れもなく、そのメジャー1勝目が助けになりました。ロイヤルトゥルーンのバックナインは、これまで経験してきたあらゆる試合、コースを通じて最も難しいものでし...
2024/03/27デサント特集
僕と、僕の家族と日本とのルーツ/ザンダー・シャウフェレ スペシャルコラム
日本の皆さんこんにちは。ザンダー・シャウフェレです。
ナンバーワンを目指すゴルファーが集うPGA TOUR。この世界最高峰の舞台に身を置いて、長い時間が過ぎました。プロ転向して10年目の今年、僕は『DESCENTE』のウェアを着てプレーしています。
僕の第2の故郷といえる場所、日本。
思い出は金メダルを手にした2021年の「東京五輪」にとどまりません。今回は僕と、僕の家族と日本とのルーツについて、紹介したいと思います。
そもそも、日本との縁のきっかけを作ってくれたのは、台湾出身の祖父(陳栄生さん)でした。
第二次世界大戦後、祖父は30代で台湾の国費留学生として来日し、東京教育大学(現筑波大)に...
2024/08/28デサント特集
シャウフェレが実践するトレーニング法と父の教え/独占手記
日本の皆さんこんにちは。ザンダー・シャウフェレ(Xander Schauffele)です。
僕たちPGAツアーのプレーヤーは普段からフィジカルトレーニングに精を出しています。パワーや安定感をアップさせる筋力トレーニングや、可動域を広げ、けがを防止するための柔軟エクササイズ。バランスの取れたプログラムをこなしていくことが重要で、持久力を上げる心血管のコンディショニング、試合中の緊張感に負けず自信をキープするメンタルトレーニングもそのひとつです。
僕は1週間のうちに4回、ジムに行くのが習慣です。今シーズンは上半身の強化、身体の姿勢を整えるトレーニングに集中してきました。よりパワフルで、揺るぎない動...
2024/09/25デサント特集
10月「ZOZO」で記憶に残るベストイヤーの締めくくりへ/ザンダー・シャウフェレ独占手記
日本の皆さんこんにちは。ザンダー・シャウフェレ(Xander Schauffele)です。
アトランタでの「ツアー選手権」で2024年のPGAツアー、フェデックスカップが幕を閉じました。
「全米プロゴルフ選手権」と「全英オープン」、2つのメジャータイトルを勝ち取ることができたシーズン。改めて夢のような気持ちです。ゴルファーとしての力への自信を深める素晴らしい経験になりました。
悲願のメジャー初制覇を5月に遂げてから、調子に乗ることなく「プレーすべき試合は、シーズンはまだまだ残っている」と自分に言い聞かせてきました。どの試合にも取り組むべき課題があり、それぞれをまた別の方法で克服しながら勝利を目...
2024/11/07本間ゴルフ特集
日本発の世界に誇るゴルフメーカー キーワードは「カスタマイゼーション」/本間ゴルフ・小川典利大社長インタビュー
日本を代表する名門ゴルフメーカー「本間ゴルフ」。同社を率いるのは昨年12月に代表取締役社長兼最高経営責任者に就任した小川典利大さん。複数の大手外資系企業を経て、国内大手アパレルメーカーの社長から転身した“HONMAの顔”。ジュニア時代に酒田工場敷地内の研究センターで腕を磨いた縁がある、GDOレッスンスタジオ「ゴルフテック」の渡部夏生コーチが、小川社長を直撃取材。その野望に迫った。(構成・編集部)
■日本の技術や日本のブランドをもう一度、世界に際立たせたい
山形県の北西部にある本間ゴルフ酒田工場。広大な生産拠点の一角に研究センターがある。奥行き370ヤード、幅60ヤードのゴルフレンジを備え、開発...
2023/12/15トゥルーテンパー特集
米国と日本の2大ブランドが手を組んだ理由
アメリカ発のシャフトメーカーであるトゥルーテンパー社の「ダイナミックゴールド」と、20年以上の歴史を誇る住友ゴム工業(ダンロップ)の「ゼクシオ」は、どちらもゴルファーの誰もが知る超有名ブランドだ。
そんな両者が2023年12月発売の「ゼクシオ エックス アイアン」で初タッグを組んだ。プロツアー使用率が高く、中・上級者向けで“難しい”というイメージがあるダイナミックゴールドと、アベレージ層のアマチュアにも人気が高いゼクシオの融合。相反するイメージが中和され、新モデルで実現した理由とその狙いに迫る。
軽量モデルの投入で積極的にアプローチ
「ゼクシオの純正シャフトとして採用が決まった時にはアメリカ本...
2024/10/07本間ゴルフ特集
「つくった職人さんの顔が見えるクラブ」酒田工場で世界のHONMAの神髄を見てきた
GDOのレッスンスタジオ「ゴルフテック」でコーチを務める渡部夏生です。山形県酒田市出身。地元で本間ゴルフ酒田工場を知らない人はいません。HONMAのクラブはジュニア時代からいまも愛用しています。敷地内の研究センターで練習させてもらったことも。今回初めて縁のある酒田工場を訪れました。そこで見たのは、まるで芸術品のようなクラブ、それを職人さんの手作業と機械による自動化を融合して一社完結でつくり出している、ものづくりのカッコ良さでした。
■手作業と自動化の融合ですっきりした工場に
「本間さま」という大地主が豪商として名をはせ、その子孫を創業者にもつ本間ゴルフ。酒田の地元ではよく知られていることです。...
2023/12/19ダンロップ特集
モノにも人にも歴史あり ゼクシオは“みやこんじょ”から世界へ
宮崎自動車道「都城」で下りてすぐ、霧島の山々を遠方に望める宮崎県都城市の玄関口ともいえる地に「ダンロップゴルフクラブ」はある。カーボンシャフトの製造、そして特注品を含むダンロップのゴルフクラブの組み立てを担う工場だ。最新のゼクシオやスリクソン、クリーブランドのクラブ、「宮崎」を冠したMiyazakiシャフトなどは、ここ「みやこんじょ」から世界のユーザーの手へと渡っている。
松山英樹や畑岡奈紗ら世界で活躍する選手らのパネルや展示クラブに迎えられる工場の1階。奥へと足を進めるとクラブの組み立てラインがある。整然とした空間に響く機械音。パステルカラーの制服やブルーのエプロン姿の女性従業員の多さも目立...
2024/04/08グラファイトデザイン特集
ウッズにトーマス トッププレーヤーたちがほれ込んだ“赤黒シャフト”
グラファイトデザインの最新シャフト『TOUR(ツアー)AD VF』がPGAツアー、国内男子ツアーで静かに流行りつつある。タイガー・ウッズやジャスティン・トーマスらが使い始めた影響もあってか、同社のプロ担当、通称ツアーレップの高橋雅也(敬称略、以下同)が2月にPGAツアー会場を訪れたところ、興味を持つ選手は少なくなかったという。国内ツアーでも蝉川泰果が昨秋使用、賞金王の中島啓太も今後の投入を予定するなど、VFがツアーを席巻する可能性は大いにある。
■飛んで曲がらないシャフトとして誕生
「将来的にPGAツアーはもちろん、全世界(のツアー)で戦えるシャフト、ワールドランカーが使うようなシャフトをつく...
2024/03/25オークリー特集
ツアー2勝・平田憲聖がさらなる飛躍へ向けて選んだ勝負カラー
世界のプロゴルフシーンは新型コロナ禍時代に入って世代交代が目覚ましい。欧米ツアーのみならず、傾向は日本も同じ。2023年の男子ツアーはみずみずしい若手が牽引役を担い、賞金ランキングトップ3の選手がいずれも25歳以下だった。
23歳の平田憲聖もまた、彼らに勝るとも劣らない活躍を見せたひとり。昨季賞金ランキング6位。日本で、そして世界で軽やかに纏う「オークリー」のウェアには輝かしい将来が透けて見える。
同世代のライバルはかつて「雲の上の存在」
幼少期の平田のそばには、3つ年上の姉の姿がいつもあった。母に手を引かれて通ったバレーボールの体育館に、あるいは、祖父に連れ添って行ったゴルフ場に。地元は大...
2024/03/01エコー特集
履いた瞬間に「なんかいい」ゴルフシューズの秘密
1963年にデンマークで誕生したシューズメーカーの「ECCO(エコー)」は、今や世界約90カ国で展開。創業当時から変わらず追求し続けている「最高の履き心地」が、多くの人々を魅了している。1960年代、社会への女性進出に伴い働く女性のためのパンプス「Venus」をヒットさせ、履き心地と歩きやすさを両立させたことで大人気を得て、その後は紳士靴、スニーカー、アウトドア、ランニングなどのカテゴリーに進出している。
ゴルフシューズへの参入は1996年。「一度履いたらやめられない」、「履いてみると、なんかいいよね」と評されるシューズを生み出し、ファンを増やしている。今回はエコーの魅力を掘り下げ、エコーの「...
2024/02/08テーラーメイド特集
カーボンウッドが追求する飛距離への無限の可能性
テーラーメイドの「Qi10」シリーズが発売された。その名称は、「Quest」(探求する、追求する)、「Inertia」(慣性)の頭文字と、上下と左右方向の慣性モーメントの合計値10,000g・cm2(10K)を意味している。
高慣性モーメントが生み出した直進性やミスヒットに強いやさしさはもちろんだが、「Qi10」が目指したのはそれだけではない。飛距離性能をいかにやさしさと両立させたのか。その秘密を探求してみたい。
カーボンフェースがもたらした軽量化の恩恵とは
高慣性モーメントの弱点は、インパクト時のヘッド挙動にある。フェースが開いたままインパクトを迎えれば、ロフトが増え、右方向にスピン量の多い...
2024/01/25テーラーメイド特集
高慣性モーメントが“ぶっ飛び”をもたらすメカニズム
「慣性モーメント」という言葉がゴルフ界でこれまで以上に脚光を浴びている。単位は「g・cm2」。数字が大きくなればなるほど、物体が回転しづらくなることを表す。ゴルフクラブに当てはめれば、インパクト時のヘッドがブレにくいことの指標であり、つまり「寛容性=やさしさ」の基準となっている。
テーラーメイド「Qi10 MAX ドライバー」は「飛距離を犠牲にせず 究極のやさしさ」を目指した最新モデル。フェースの上下方向、左右方向の慣性モーメントが合算値で10,000g・cm2を突破したことで、ゴルファーは今、「飛距離を犠牲にせず 究極のやさしさ」を手に入れる新たな扉の前に立っている。
過去最高の寛容性を持つ...
2024/01/26キャロウェイ特集
ミスヒットでも狙えるパラダイム Ai スモーク シリーズの実力検証
AIによるフェース設計が大幅にバージョンアップしたキャロウェイの新作シリーズ。ミスヒットでもまっすぐ遠くへ飛ばせるのは、ドライバーのみならず、フェアウェイウッド、ユーティリティ、アイアンでも同じだという。ゴルフライターの鶴原弘高さんに各クラブを試打検証してもらい、アマチュア3人には自分に合うモデルを試打して探し出してもらった。
■フェースの面積が小さいクラブでも「Ai スマート フェース」の効果は絶大!
<フェアウェイウッド>
ドライバーと同様にフェアウェイウッドにも、『パラダイム Ai スモーク MAX』、『パラダイム Ai スモーク MAX D』、『パラダイム Ai スモーク MAX FA...
2024/01/19キャロウェイ特集
パラダイム Ai スモーク ドライバーは、本当に芯を外して打っても飛ぶ?
キャロウェイゴルフから2024年の新シリーズ『パラダイム Ai スモーク』が発表された。AIによるフェース設計が大幅にバージョンアップし、たとえミスヒットしてもまっすぐ遠くへ飛ばせるクラブになっているという。果たして、それは本当なのか。ゴルフライターの鶴原弘高さんがクラブ性能を試打検証。アマチュア3人の試打では各ゴルファーの最適モデルを探った。
■AIがリアルスイングデータを解析してつくられた新フェース
キャロウェイがドライバーに初めてAIによるフェース設計を採用したのは、2019年発売の『エピック フラッシュ』。このときはボールスピードの最大化とフェースの堅牢性のみをAIに計算させていたが、...