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2026/01/15米国男子

3年目の目標は「優勝」 久常涼はトレーナー迎えシーズンイン

◇米国男子◇ソニーオープンinハワイ 事前情報(14日)◇ワイアラエCC(ハワイ州)◇7044yd(パー70) PGAツアー3年目の目標は明確だ。「ことしこそ、今シーズンこそは優勝できるように頑張りたい」。ルーキーイヤーから2年続けてシードを獲得しただけでは物足りない。日本人ツアーメンバーでは依然として最年少、23歳の久常涼への期待は年々ふくらむ。 フロリダ州に構える拠点で年を越したのは、今回が2回目。その直前に行ったクラブテストで、ウッド類(1W、3W、7W)をテーラーメイドの新作「Qi4D」シリーズにスイッチしてきた。今季はPGAツアーに帯同し、トップ選手と契約する日本人トレーナーのケアを新たに受けることも決め、「自分のチームというものを少しずつ確立していければ」とアップデートを重ねている。 昨年に続いて今大会にはツアーメンバーから5人の日本勢が出場する(推薦出場でさらに5人が参戦)。今季はDPワールドツアー(欧州ツアー)から昇格の中島啓太、米下部コーンフェリーツアーから這い上がった平田憲聖が仲間になった。 松山英樹が毎週のように、ひとり奮闘する格好だった数年前と比べれば、久常も思うところがある。「ここ最近だと、毎年5人というのはなかったこと。僕が言っていいのか分からないですけど、もう少し評価されてもいいんじゃないかなと…」。米女子ツアーで活躍する日本勢に対する世間の盛り上がりを目にすると、心境は複雑だ。 「でも、女子はメジャーでも勝たれますからね。それと比べられると、もう少し頑張らないといけない」と立場を理解し、自覚は十分。「(男子は)みんな松山さんを目指してやっている。少しでも近くに行けるように頑張りたい」。立ち止まってはいられない。 3年連続出場となるソニーオープンでは、過去2大会でいずれも予選を通過。24年は30位、25年は65位だった。決勝ラウンド進出だけで、満足できる時期はとっくに過ぎた。(ハワイ州ホノルル/桂川洋一)
2026/07/10米国男子

弾道測定器のカバーは特注品…桂川有人は感覚とのギャップを埋める作業に没頭

◇米国&欧州男子◇ジェネシス スコットランドオープン 初日(9日)◇ザ・ルネサンスクラブ(スコットランド)◇7282yd(パー70) 2024年に日本開催のDPワールドツアー(欧州ツアー)で初優勝してから、3年目のシーズンは思うようにいかないまま進んでいる。トップ10入りしたのは3月に中国で行われた「海南クラシック」(9位)だけ。年間ポイントレース(レース・トゥ・ドバイ)は現在107位で、直近2年の最終成績91位(2025年)、84位(24年)にも及ばない。 直近の2試合はイタリアとドイツで続けて予選落ちした。今週はPGAツアーのトップ選手が加わる共催大会で神経をとがらせているかと思えば、「その辺は気にするタイプではないんですよね(笑)。自分のプレーに集中する方なので」とフィールドレベルの上昇はどこ吹く風。27歳は「自分の感覚と実際(の結果)がマッチしていない部分が、最近は合ってきている感じがあります」と、ショットに復調の兆しがあるという。 シーズン半ばにして、クラブセッティングの見直しが続く。1Wをピンの「G440 MAX」からテーラーメイドの「Qi4D LS」にスイッチ。「自分は(球筋を)操作していくタイプ。小さいヘッドが振りやすくて、バッチリ来ました」。感性のこもったスイングに後半戦の巻き返しのチャンスをうかがう。 練習ラウンドでは今週、久々に弾道測定器のトラックマンを持ち込んだ。そのカバーが実はレア。おなじみのオレンジ色だが、よく見ると、ウェア契約を結ぶBRIEFING(ブリーフィング)のロゴが刻まれている。 こちら桂川専用の特注品。耐久性と強度に優れた素材で、精密機器をしっかりガードしてくれる。飛行機移動ばかりの欧州ツアー戦士にとっては心強い味方だ。「ちょっと(調子が)良くなってきたので、ディスタンスも測ってみようかなと。だいぶ感覚と合ってきた感じがする」と、ここでも感覚とのギャップを埋める作業を続けている。 「一歩ずつ、自分のペースでポイントを稼いでいって、最終戦(11月・DPワールド ツアー選手権 ドバイ)に出られるように頑張りたい」。おしりに火がついても、将来を考えればただ慌てるわけにはいかない。(ノースバーウィック/桂川洋一)
2026/06/20全米オープン

デシャンボーが初のメジャー3大会連続予選落ち 決勝ラウンド進出を逃したビッグネームは

◇メジャー第3戦◇全米オープン 2日目(19日)◇シネコックヒルズGC(ニューヨーク州)◇7440yd(パー70) カップの右を通過したボールを見て、ブライソン・デシャンボーはうつむき、首を振った。最終18番のバーディトライが実らず「75」。ティショットがグリーンから左のバンカーにこぼれ落ちた直前17番(パー3)のボギーも痛かった。通算5オーバーは予選カットラインに1打及ばず、過去2勝の歴代王者は週末を前に姿を消した。 「全米オープン」では2024年に2つ目のタイトルを掲げてから、2年続けて決勝ラウンドに進めなかった。メジャーでの3大会連続予選落ちはキャリアで初めて。 今週は開幕3日前に全米ゴルフ協会(USGA)の適合ヘッドリストに掲載されたテーラーメイドの「Qi4D 200+」というプロトタイプモデルを握った。2日間のフェアウェイキープ率が85.71%(24/28)で全体5位だったにも関わらず、パーオン率が61.11%(22/36)で59位に落ち込み、ピンチを多く招いた。 松山英樹がカットライン上の4オーバー60位に踏みとどまった一方で、デシャンボーと同じ73位にはビクトル・ホブラン(ノルウェー)やリッキー・ファウラーが1打の違いで涙をのんだ。LIVゴルフを離脱し、DPワールドツアー(欧州ツアー)でプレーするパトリック・リードは12位だった「マスターズ」、10位で終えた「全米プロ」を含めた今季9試合目で初めて決勝進出を逃した。 「全米プロ」で2位に入り、メジャー3勝目を狙ったジョン・ラーム(スペイン)は初日2アンダーから「78」をたたいて6オーバー86位タイに沈んだ。後半12番から4連続ボギー、16番(パー5)でバンカーショットを4回強いられダブルボギーを喫した。 オークモントCCで行われた前年王者のJ.J.スポーンは8オーバー107位。今大会でジャック・ニクラス以来、史上2人目のメジャー100大会連続出場を果たしたアダム・スコット(オーストラリア)も同スコアでコースを去った。出場権を持つ7月の「全英オープン」(イングランド・ロイヤルバークデール)で記録を101に伸ばす。 <予選落ちした主なビッグネーム> 73T/+5/ブライソン・デシャンボー、ビクトル・ホブラン、リッキー・ファウラー、パトリック・リード 86T/+6/ジョン・ラーム、シェーン・ローリー、パトリック・カントレー : 107T/+8/アダム・スコット、J.J.スポーン : 126T/+10/ブルックス・ケプカ