マスターズ
期間:04/11~04/14 場所: オーガスタナショナルGC(ジョージア州)
今季欧州ツアーも含めた出場6試合で3勝。「アーノルド・パーマーインビテーショナル」8度目の大会制覇で、ついに2010年10月以来となる世界ランクトップの座を奪い返した。11年には58位まで低迷。見事なV字回復で優勝候補ナンバーワン、08年「全米オープン」以来のメジャー15勝目を狙う。故障から復帰を果たし、プライベートも絶好調で心身ともに充実(恋人は最近故障したが)。マスターズ制覇は伝説の16番チップインバーディを決めた2005年を最後に5勝目が遠いが果たして?オーガスタで完全復活とか、カッコよすぎでしょ。
2012 | 2011 | 2010 | 2009 | 2008 | 2007 | 2006 | 2005 |
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40T | 4T | 4T | 6T | 2 | 2T | 3T | 優勝 |
2004 | 2003 | 2002 | 2001 | 2000 | 1999 | 1998 | 1997 |
22T | 15T | 優勝 | 優勝 | 5 | 18T | 8T | 優勝 |
1996 | 1995 | 1994 | 1993 | 1992 | 1991 | 1990 | 1989 |
CUT | 41T | - | - | - | - | - | - |
- ドライバー
- ナイキ VR ツアー ドライバー(ロフト:8.5度) /グラファイトデザイン ツアーAD DI-6 X
- ボール
- ナイキ ONE ツアー D
2013年は「ウェイストマネジメント フェニックスオープン」でまず1勝。初日に「60」を叩き出し、最後は2位に4打差をつける完勝だった。ちなみにタイガーの今季2勝目、「キャデラック選手権」では3位だった。最近はパッティングに試行錯誤を繰り返している様子。昨年日本でも流行した太グリップを使って練習するシーンも見かけられている。そういえば今年の初めは、自宅のあるカリフォルニア州の高すぎる税金に文句をつけて騒動になったっけ。狙うは2010年以来3度目の優勝。あの両足内股ジャンピングガッツポーズは出るのか。
2012 | 2011 | 2010 | 2009 | 2008 | 2007 | 2006 | 2005 |
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3T | 27T | 優勝 | 5 | 5T | 24T | 優勝 | 10 |
2004 | 2003 | 2002 | 2001 | 2000 | 1999 | 1998 | 1997 |
優勝 | 3 | 3 | 3 | 7T | 6T | 12T | CUT |
1996 | 1995 | 1994 | 1993 | 1992 | 1991 | 1990 | 1989 |
3 | 7T | - | 34T | - | 46T | - | - |
- ドライバー
- キャロウェイゴルフ RAZR FIT XTREME ドライバー(ロフト:9.5度) /三菱レイヨン フブキ プロトタイプ XX
- アイアン
- キャロウェイゴルフ RAZR X マッスルバックアイアン(3番~PW)
- パター
- オデッセイ VERSA パター #9
2年前、悪夢に襲われたオーガスタ。2位に4打差をつけて迎えた最終日、当時21歳の青年はサンデーバックナインで大混乱。10番で左サイドのキャビンの脇から打ったかと思えば、グリーンをポロポロと外し急ブレーキ。しかしこの失速があって、その後メジャー2勝にもハクがついたというもの。昨年からタイガーとの距離が縮まったのは、スウッシュマークがもちろん関係している。ちなみにあのCM、2人は別々に撮影しているとか。歯が痛いなんてもう言わない。真っ赤なドライバーで栄光はつかめる?「You’ll learn(そのうちできるよ)」
2012 | 2011 | 2010 | 2009 | 2008 | 2007 | 2006 | 2005 |
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40T | 15T | CUT | 20T | - | - | - | - |
2004 | 2003 | 2002 | 2001 | 2000 | 1999 | 1998 | 1997 |
- | - | - | - | - | - | - | - |
- ドライバー
- ナイキ VR_S コバート ツアー ドライバー(10.5度) / 三菱レイヨン ディアマナ プロトタイプ X
- ボール
- ナイキ 20XI-X ボール
10年の米ツアー賞金王は、昨年「ザ・プレーヤーズ」に勝ち、今年2月には「アクセンチュアマッチプレー」で初のWGCタイトルを獲得。着実に階段を上っている34歳(には見えない?)だ。アメリカによくいる「でっかいけど、そんなに飛ばない。でも、めっちゃうまい」の代表格。ティショットをブン曲げても、いつの間にかパーを拾っている。ちなみに、マッチプレーの1回戦で対戦したのは藤田寛之。この勝利で勢いに乗ったとか、乗らなかったとか。コンサバなウェアコーディネートに、原色系のキャップを合わせる日がありビックリする。
2012 | 2011 | 2010 | 2009 | 2008 | 2007 | 2006 | 2005 |
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3T | 27T | 24T | - | - | - | - | - |
2004 | 2003 | 2002 | 2001 | 2000 | 1999 | 1998 | 1997 |
- | - | CUT | - | - | 50T | 21T | - |
- ドライバー
- ブリヂストンJ40-430(9.5度) / 三菱レイヨン・バサラW53(TS)
- アイアン
- フォーティーン プロトタイプ(4番) 、ブリヂストン J40(5番~PW)
- ウェッジ
- ブリヂストンJ40(52度、56度)
- タイトリスト ボーケイデザイン SM4ウェッジ ツアークローム(63度)
テーラーメイドの白いドライバーの使用率はPGAツアーでナンバーワン。同社契約プロで最も世界ランクが高いのが、こちらの南アフリカ出身のイギリス人だ。驚くべきは昨シーズン、1勝もしていないにも関わらず、ついにはランキング3位に食い込む安定感。2012年のPGAツアーにおいて、パーオン率でトップだった。ちなみにその去年は、米ツアーおよび欧州ツアーのシーズン最終戦でいずれも2位フィニッシュ。強いんだか、そうじゃないんだか、よくわからないところもある。ということで、要警戒選手。
2012 | 2011 | 2010 | 2009 | 2008 | 2007 | 2006 | 2005 |
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8T | 11T | - | 20T | 36T | 5T | - | - |
2004 | 2003 | 2002 | 2001 | 2000 | 1999 | 1998 | 1997 |
22T | 39T | CUT | - | - | - | - | - |
- ドライバー
- テーラーメイド R1 ドライバー / マトリックスOZIK TP6HD X
- パター
- テーラーメイド デイトナツアーJR プロトタイプ
届きそうで届かないメジャータイトル。気が付けば、いつの間にか世界ランクでトップ10からすべり落ちていた。日本での「三井住友VISA太平洋マスターズ」3連覇をはじめ、世界中で40勝以上をマークしてきた渡り鳥。怖そうな顔、たまに見せるぶっきらぼうな態度から、最近は「この人、ただの海賊なんじゃ…」と思うことがある。肩甲骨の下あたりの筋肉の盛り上がり方がハンパない。ドライバーショットではボールのことを思うと、いたたまれない気持ちになるほど、ぶっ叩く。最近パターに悩んでいるようで練習グリーンで中尺も握っている。
2012 | 2011 | 2010 | 2009 | 2008 | 2007 | 2006 | 2005 |
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3T | 11T | 2T | 43 | 11T | 30T | CUT | CUT |
2004 | 2003 | 2002 | 2001 | 2000 | 1999 | 1998 | 1997 |
- | - | 44 | - | CUT | 6T | 44 | 24T |
- ドライバー
- ピン G25 ドライバー(ロフト:10.5度) / アルディラ XNV6 PGAツアーオンリー
- アイアン
- ピン i20アイアン(3番~PW)
こちらもメジャー制覇が遠いイングランド出身選手。マスターズでは過去2005年に3位タイ、11年に4位タイがあるが、2度の予選落ちもある。13年に入ってからというもの、どうもパッとしない。優勝経験のある2月の「WGCアクセンチュアマッチプレー」では2回戦敗退。ウッズ、マキロイが初戦敗退したことを受け「ルーク、お前もか」と風当たりが強くなったのは、なんだかかわいそう。3月の欧州ツアー「メイバンク・マレーシアオープン」では予選落ち。それにしてもオーガスタに「L-u-u-u-ke!!」の低~い声援はちょっと違う気もする。
2012 | 2011 | 2010 | 2009 | 2008 | 2007 | 2006 | 2005 |
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32T | 4T | CUT | 38T | CUT | 10T | 42T | 3T |
- ドライバー
- テーラーメイド ロケットボールズ ドライバー(ロフト:9.5度) / USTマミヤ アクラツアー65 M5
- FW&UT
- テーラーメイド ロケットボールズ ステージ2 フェアウェイウッド(3番14.5度)
- ミズノ JPX825 フェアウェイウッド(5番18度)
- パター
- オデッセイ ホワイトホット XG #7H
伝説の左フックは、後世に語り継がれるクラッチショットになる。昨年大会のチャンピオン。ルイ・ウーストハイゼンとのプレーオフを制し、顔をくっしゃくしゃにして喜んだ。優勝の数週間前には養子をもらい、家族の新しい門出を偉業で祝うことに。このオフにはかつてタイガーが住んでいたオーランド・アイルワースの家を購入した。ただ、あれ以来1勝もしていないのが気にかかる。新しいG25ドライバーも早々にピンクに塗り替えたのに。あ、ゴルフボーイズの新作クリップはこちらから→(http://www.youtube.com/)
2012 | 2011 | 2010 | 2009 | 2008 | 2007 | 2006 | 2005 |
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優勝 | 38T | - | 42 | 20T | - | - | - |
2か月前であれば間違いなく、このランキングのもっと上位にいたはずだった。昨年は最終戦をフェデックスカップポイント5位で迎え、見事優勝して10ミリオンをかっさらった。そして今年は開幕から4試合で3度のトップ3入り。5戦目の「AT&Tペブルビーチ ナショナルプロアマ」で勝った。しかし同大会直後から肋骨の故障により戦線離脱。それでも「アーノルド・パーマーインビテーショナル」でタイガーが3勝目を挙げる前まで、フェデックスカップポイントでトップをキープしていたから驚く。08年にオーガスタで流した涙はもう語り草。
2012 | 2011 | 2010 | 2009 | 2008 | 2007 | 2006 | 2005 |
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19T | 15T | - | CUT | 3T | - | - | - |
2004 | 2003 | 2002 | 2001 | 2000 | 1999 | 1998 | 1997 |
41T | - | - | - | - | - | - | - |
- ドライバー
- テーラーメイド バーナー スーパーファスト ドライバー(ロフト:8.5度) / 藤倉ゴム工業 モトーレF1 2.0 X
- FW&UT
- ツアーエッジ エキゾティクス CB4ツアー(3番13度)
- ピン ANSER フェアウェイウッド(20度)
- アイアン
- ブリヂストン J40 フォージドアイアン(4番~PW)
- ウェッジ
- ブリヂストン J40 ウエッジ(48度、52度、56度)
- タイトリスト ボーケイ TVD ウェッジ プロトタイプ(60度)
- パター
- オデッセイ ホワイトホットXG ロッシー
- ボール
- ブリヂストン TOUR B330
ある意味で昨年末からの主役はこの人だった。11年の「全米プロ」王者は中長尺パターに関する論争を引き起こした“張本人”。アンカリング禁止提案がなされてから、戦犯、犯罪者扱いは一層過度になった。しかし今年に入って主戦場のPGAツアーが、これに反対する意思を表明。この“勝訴”直後の「ザ・ホンダクラシック」から出場3試合連続で4位、7位、3位という好成績を収めている。昨年の「ライダーカップ」では初日からド派手なガッツポーズを連発。しかし最終日は遅刻しかけたマキロイに敗れて沈黙。そのギャップたるや…。
2012 | 2011 | 2010 | 2009 | 2008 | 2007 | 2006 | 2005 |
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27T | - | - | - | - | - | - | - |
2004 | 2003 | 2002 | 2001 | 2000 | 1999 | 1998 | 1997 |
- | - | - | - | - | - | - | - |
- ドライバー
- クリーブランド クラシック290(ロフト:9度) / Miyazaki クサラ インディゴ61 X
- FW&UT
- クリーブランド ランチャーFL(3番14度)
- クリーブランド ランチャー DST ハイブリッド(2番)
- クリーブランド マッシー(20.5度)