2014全英リコー女子オープン
期間:07/10~07/13 場所:ロイヤルバークデールGC (イングランド)
2013年 セントアンドリュース(スコットランド)
強風によるプレー中断、最終日36ホールのタフな展開の中、ステーシー・ルイスが優勝
2007年に次いで聖地セントアンドリュースで2度目の開催となった全英リコー女子オープン。3日目は強風の為プレーが中断となり、上位勢は最終日36ホールをプレーすることになった。第3ラウンドの組み合わせのままで最終ラウンドを続けるという形式の中、ステーシー・ルイスが69-72とスコアをまとめて通算8アンダーで優勝。ルイスは2011年クラフトナビスコ選手権に加えてメジャー競技2勝目。2日目を終えて単独2位だった佐伯三貴とツアールーキーの比嘉真美子が6打差の7位フィニッシュ、15位以内に入り2014年の出場資格を得た。
2011年 カーヌスティーゴルフリンクス(スコットランド)
22歳でメジャー5勝目を達成したヤニ・ツェンが驚異的なスコアで大会連覇を達成
前年度大会(ロイヤルバークデール)で優勝していたヤニ・ツェン(台湾)が初開催となる難関カーヌスティーでトータル16アンダーと驚異的なスコアで大会連覇。22歳のツェンが達成したメジャー5勝目は史上最年少記録(男女通じて)。タイガー・ウッズのメジャー5勝目は2000年の全米プロで24歳の時、アニカ・ソレンスタムのメジャー5勝目は32歳の時だった。
2009年 ロイヤルリザム &セントアンズ(イングランド)
第2子を出産、11週間後のカトリーナ・マシューがスコットランド人として初めて大会を制覇
全英オープン(男子)開催10回(現11回)という名門ロイヤルリザム&セントアンズ開催を制したのはスコットランド出身のカトリーナ・マシュー。スコットランド人として初めての大会制覇だった。6月に2人目のお子さん(ソフィーちゃん)を出産してから11週間後の優勝だった。1960年以降の記録ではお母さんゴルファーのメジャー優勝はナンシー・ロペスとジュリー・インクスターに次いで3人目。前年5位だった宮里藍は4打差の3位タイフィニッシュ。
2008年 サニングデールGC(イングランド)
3日目を終えて単独トップに立った不動裕理は、最終日後半のミスが響き、惜しくも3位タイに終わった
2008年大会は3日目を終えて不動裕理が13アンダーで単独トップ、宮里藍が11アンダーで単独3位と優勝争いに絡んだ。最終日は申ジエが6アンダー「66」とスコアを伸ばし通算18アンダーで優勝。不動は最終日9番ホールでバンカーでのミスショットもあり1アンダーの「71」、申とは4打差の3位タイフィニッシュだった。 宮里藍は5位、上田桃子が最終日に3つスコアを伸ばして7位タイと健闘。この年で引退を表明していたアニカ・ソレンスタムは通算6アンダー、24位タイで競技終了、14年間の選手生活でアニカのメジャー競技勝利数は合計10回。
2007年 セントアンドリュース(スコットランド)
多くのプレーヤーたちが強風とロードバンカーに翻弄される中、ロレーナ・オチョアが逃げ切りで悲願のメジャー初制覇を遂げた
第32回、メジャー昇格後7回目は初めてゴルフの聖地、セントアンドリュースのオールドコースで開催されるということで、大会前からゴルフ界の注目を集めていた。男子ゴルフを統括するR&A(ロイヤル・アンド・エンシェント・ゴルフ・クラブ・オブ・セントアンドリュース)にはクラブハウスの入り口に「No Dogs, No Women(犬と女性は入らないで下さい)」という看板があった。この大会前にこの看板は取り外されて、競技者はクラブハウスの使用も許された。大会を制したのはロレーナ・オチョア(メキシコ)で、優勝スコアは5アンダー(287ストローク)。有名な17番「ロードホール」は453ヤードのパー5としてプレーされ、パー73の設定だった。
2004年 サニングデールGC(イングランド)
最終日に8アンダー「64」の猛チャージで、カレン・スタップルスがメジャー初制覇
2004年はイングランド出身のカレン・スタップルスが最終日に8アンダー「64」の猛チャージで通算19アンダーとし、2位に5打差をつける圧勝で初メジャー制覇を成し遂げた。スタップルスは最終日の1番パー5でイーグルスタート、2番(475ヤード/パー5)では残り202ヤードを5番アイアンで狙いアルバトロスを達成。最初の2ホールで5アンダーというロケットスタートだった。
2003年 ロイヤル リザム &セントアンズ(イングランド)
大会覇者の朴セリ、カリー・ウェブを制して、アニカ・ソレンスタムが優勝
アニカ・ソレンスタムが朴セリやカリー・ウェブとの接戦を制して優勝。ソレンスタムはこの年6月の全米女子プロ選手権で優勝し、この全英女子のタイトル奪取で4大メジャー制覇(女子プロ6人目)を達成した。
2002年 ターンベリーGC(スコットランド)
カリー・ウェブは前人未到の「スーパーグランドスラム」を達成
2002年大会の舞台はスコットランドのリンクスコース、ターンベリー。男子の全英オープン(1977年ワトソン、1986年ノーマン、1994年プライス)が開催されていたこともあり注目度が高かった大会を制したのはカリー・ウェブ(オーストラリア)。15アンダーで優勝したウェブは1995年と1997年にも優勝していたが、メジャー競技昇格後は初制覇。既に4大メジャー競技で優勝(2000年 クラフトナビスコ選手権、2001全米女子プロ選手権、2000&2001年全米女子オープン、1999年デュモーリエ クラシック)していたウェブは、今回の全英女子優勝で前人未踏の「スーパーグランドスラム」、5大メジャー競技優勝者となった。
2001年 サニングデールGC(イングランド)
韓国の朴セリが、メジャーに昇格した第25回大会を制した
第25回目の大会となる2001年に女子プロゴルフのメジャー競技になった全英女子オープンはイングランドのサニングデールGCで開催。朴セリが最終日に6アンダー「66」で回って通算11アンダーで逆転優勝を果たした。朴は1988年に全米女子オープン、全米女子プロ選手権のダブルメジャーチャンピオンに輝いていたが、今回の優勝でメジャー3勝目を挙げた。 注:メジャー競技について/1979年から2000年までメジャー競技だったカナダ開催の「ドゥモーリエ クラシック」は冠スポンサーの問題でメジャー競技認定が取り消しとなり、2001年から全英女子オープンが4大メジャー競技に昇格した。
1984年 ウォーバーンG&CC(イングランド)
2位以下に11ストローク差の大会レコードで日本の岡本綾子が優勝を飾った
1976年にLadies Golf Union(英国女子ゴルフ協会)主催で新設された全英女子オープン。1984年は米国女子ツアー(LPGA)と欧州女子ツアー(LET)の共催競技として認定されていた大会で10月に開催された。岡本綾子が289ストロークで優勝、4月のラスベガス、6月のインディアナに加えてこの優勝がシーズン3勝目だった。
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