2022/12/29小林至のゴルフ余聞

ツアーは誰のものか LIVゴルフ私論/小林至博士のゴルフ余聞

ガバナンス向上の議論も出てきている。FIFA(国際サッカー連盟)やIOC(国際オリンピック委員会)をみればわかるように、独占事業体は必ず腐敗する。独裁国家サウジが資本のLIVゴルフの存在がプロゴルフ界のガバナンスの向上に寄与するって、不思議な感じもするが、まあいいか。(小林・桜美林大学教授)
2024/06/29小林至のゴルフ余聞

畑岡奈紗の悲劇はどうにも理不尽/小林至博士のゴルフ余聞

発覚するのが上位選手か人気選手であることは、どうにも理不尽な気がする。しかし、十分な対応策が取られないまま、今回の畑岡の悲劇が起きた。畑岡の「今回のようなケースが他の選手に起きてほしくない」との声明も、残念ながら届かないだろう。(小林・桜美林大学教授)
2023/10/30小林至のゴルフ余聞

PGAツアーとLIV統合に暗雲か カネと世論と政治絡む国際ビジネス象徴/小林至博士のゴルフ余聞

引き抜きを続けることが可能である。それが分かっているから、PGAツアーは6月に手打ちをしたが、内心は一緒にやりたくはない。 カネと世論と政治が複雑に絡み合う国際ビジネスの最前線を象徴する事例となっている本件、今後の展開から目が離せない。(小林・桜美林大学教授)
2024/08/27小林至のゴルフ余聞

プロゴルフツアーに世界統括団体が生まれる可能性はあるのか/小林至博士のゴルフ余聞

模索するはずだ。テニスのように南半球を舞台にするか、経済成長著しいインドや中国などのアジア市場、あるいは中東に目を向けるか。デッドロック状態といわれる合併交渉が、果たしてどのような結末を迎えるのか、注目したいところである。(小林・桜美林大学教授)
2024/09/30小林至のゴルフ余聞

米で人気沸騰中のゴルフエンタメ 「TOPGOLF」に行ってきた/小林至博士のゴルフ余聞

見込めるようにも思えるが、日本ではゴルフを、ボウリングやカラオケのようなエンターテインメントとして楽しむ文化がまだ根付いていないようにも感じた。米国でゴルフの在り方を一変させたTOPGOLFが今後、日本でどのような展開を見せるのか注目していきたい。(小林・桜美林大学教授)
2023/08/29小林至のゴルフ余聞

ゴルファーには魅力的 米国で経験した「サマータイム」の恩恵/小林至博士のゴルフ余聞

疲弊し、むしろ効率を落としたことがトラウマになっていることも、反対の理由として指摘されていた。 1994年に米国に移住した夏、午後8時を過ぎても明るい、あの高揚感は私の記憶に焼き付いている。一度、試してみても良いのではないかと、DST導入議論の再燃を楽しみにしている。 (小林・桜美林大学教授)
2024/04/30小林至のゴルフ余聞

LIVとの統合足踏み 米PGAツアーの不都合な真実/小林至博士のゴルフ余聞

出現がなければ、世間の注目を集めることはなかっただろう。外圧により、不都合な真実が白日の下にさらされ、その結果、変革を迫られるのはわが国の専売特許ではないようだ。むろん、わが国でもそうだったように、外圧による変革がいつも正解とは限らないが。(小林・桜美林大学教授)
2023/02/28小林至のゴルフ余聞

アマチュアのスポンサー契約に見る女性アスリートの訴求力/小林至博士のゴルフ余聞

かもしれない。 それにつけても、スタンフォード大ゴルフ部員だったタイガー・ウッズがアーノルド・パーマーと会食して“ごち”になって大問題となり、食事代25ドルを払うことで除名を免れた1995年からすると、想像もつかない時代となった。(小林・桜美林大学教授)
2021/05/29小林至のゴルフ余聞

初めての連載コラムは「パーゴルフ」だった

のは同誌が初めてだった。『小林のフロリダ便り』のタイトルで、主として米国ゴルフ事情について、1996年から2000年にかけて全168回続いた。 振り返ってみると、冒頭に記した通り、当時は、紙媒体の…
2020/08/26小林至のゴルフ余聞

「あんたも好きねぇ」懐かしき真夏のオーランド“ひとりゴルフ”体験記

同コースは2007年に閉鎖された。人口の増加に伴い、居住区に変容したのである。歳月を経て、いまやゴルフ場だったという痕跡は、所せましと居並ぶ住宅群の一角が「フェアウェイ・コンドミニアム」と名付けられていることに、わずかに残るのみ。(小林・桜美林大学教授)