2023/03/30小林至のゴルフ余聞 LIVの“札束攻勢” 米大学ゴルフのスター流出も/小林至博士のゴルフ余聞 ランク9位だったが、まだ3年生でプロ転向してもシード権を得られるツアーはなかった。 大学ゴルフにも影響を及ぼすに至ったLIVが投じた波紋、次はどのようなカタチで表出するか、今後も注目していきたい。(小林至・桜美林大学教授)
2022/04/01小林至のゴルフ余聞 「マスターズ」テレビ放送のお金にまつわる流儀/小林至博士のゴルフ余聞 。 そんな俗人の思考回路では理解できない流儀を貫く人々が運営し、俗人では逆立ちしてもマネできない技を会得した達人が競い合うマスターズ、わたしは今年も(テレビの前で)寝不足の4日間を過ごすことだろう。(小林至・桜美林大学教授)
2022/12/29小林至のゴルフ余聞 ツアーは誰のものか LIVゴルフ私論/小林至博士のゴルフ余聞 ガバナンス向上の議論も出てきている。FIFA(国際サッカー連盟)やIOC(国際オリンピック委員会)をみればわかるように、独占事業体は必ず腐敗する。独裁国家サウジが資本のLIVゴルフの存在がプロゴルフ界のガバナンスの向上に寄与するって、不思議な感じもするが、まあいいか。(小林至・桜美林大学教授)
2024/06/29小林至のゴルフ余聞 畑岡奈紗の悲劇はどうにも理不尽/小林至博士のゴルフ余聞 発覚するのが上位選手か人気選手であることは、どうにも理不尽な気がする。しかし、十分な対応策が取られないまま、今回の畑岡の悲劇が起きた。畑岡の「今回のようなケースが他の選手に起きてほしくない」との声明も、残念ながら届かないだろう。(小林至・桜美林大学教授)
2022/05/30小林至のゴルフ余聞 目が離せないメジャーの季節 ゴルフとテニスの経済力を考察/小林至博士のゴルフ余聞 、ウィリアムズ姉妹、大坂なおみら、女性アスリートの収入トップは常にテニス選手である。一方、女性ゴルファーでトップ10入りした選手は過去にいない。(小林至・桜美林大学教授)
2023/10/30小林至のゴルフ余聞 PGAツアーとLIV統合に暗雲か カネと世論と政治絡む国際ビジネス象徴/小林至博士のゴルフ余聞 引き抜きを続けることが可能である。それが分かっているから、PGAツアーは6月に手打ちをしたが、内心は一緒にやりたくはない。 カネと世論と政治が複雑に絡み合う国際ビジネスの最前線を象徴する事例となっている本件、今後の展開から目が離せない。(小林至・桜美林大学教授)
2023/06/28小林至のゴルフ余聞 アッと驚く“合併劇” プロスポーツ界に見る対立と協調の歴史/小林至博士のゴルフ余聞 連立は、現在進行形で成り行きを見ていた私たちからすると驚きだが、大局的には歴史は繰り返されたということだ。そして、過去の例にならえば、新たな競技方法や演出が生まれるはずだ。楽しみである。(小林至・桜美林大学教授)
2024/08/27小林至のゴルフ余聞 プロゴルフツアーに世界統括団体が生まれる可能性はあるのか/小林至博士のゴルフ余聞 模索するはずだ。テニスのように南半球を舞台にするか、経済成長著しいインドや中国などのアジア市場、あるいは中東に目を向けるか。デッドロック状態といわれる合併交渉が、果たしてどのような結末を迎えるのか、注目したいところである。(小林至・桜美林大学教授)
2024/09/30小林至のゴルフ余聞 米で人気沸騰中のゴルフエンタメ 「TOPGOLF」に行ってきた/小林至博士のゴルフ余聞 見込めるようにも思えるが、日本ではゴルフを、ボウリングやカラオケのようなエンターテインメントとして楽しむ文化がまだ根付いていないようにも感じた。米国でゴルフの在り方を一変させたTOPGOLFが今後、日本でどのような展開を見せるのか注目していきたい。(小林至・桜美林大学教授)
2022/06/28小林至のゴルフ余聞 “死ぬまでにやりたいことリスト”に入れたいゴルフの聖地プレー/小林至博士のゴルフ余聞 予選や全英アマなどの会場にはしばしば選ばれており、イギリス屈指の難関リンクスコースであり続けている。(小林至・桜美林大学教授)
2023/08/29小林至のゴルフ余聞 ゴルファーには魅力的 米国で経験した「サマータイム」の恩恵/小林至博士のゴルフ余聞 疲弊し、むしろ効率を落としたことがトラウマになっていることも、反対の理由として指摘されていた。 1994年に米国に移住した夏、午後8時を過ぎても明るい、あの高揚感は私の記憶に焼き付いている。一度、試してみても良いのではないかと、DST導入議論の再燃を楽しみにしている。 (小林至・桜美林大学教授)
2023/09/27小林至のゴルフ余聞 経済効果はメジャー以上 国の威信懸けた「ライダーカップ」の価値/小林至博士のゴルフ余聞 、欧州チームは、信じられないようなショットを連発して戦前の予想を覆してきた。今回の戦いはいかに。(小林至・桜美林大学教授)
2024/04/30小林至のゴルフ余聞 LIVとの統合足踏み 米PGAツアーの不都合な真実/小林至博士のゴルフ余聞 出現がなければ、世間の注目を集めることはなかっただろう。外圧により、不都合な真実が白日の下にさらされ、その結果、変革を迫られるのはわが国の専売特許ではないようだ。むろん、わが国でもそうだったように、外圧による変革がいつも正解とは限らないが。(小林至・桜美林大学教授)
2023/02/28小林至のゴルフ余聞 アマチュアのスポンサー契約に見る女性アスリートの訴求力/小林至博士のゴルフ余聞 かもしれない。 それにつけても、スタンフォード大ゴルフ部員だったタイガー・ウッズがアーノルド・パーマーと会食して“ごち”になって大問題となり、食事代25ドルを払うことで除名を免れた1995年からすると、想像もつかない時代となった。(小林至・桜美林大学教授)
2021/10/27小林至のゴルフ余聞 野球でいえばマイナーからメジャーへ 石川遼選手の選択は合理的/小林至博士のゴルフ余聞 続けるという石川選手の選択は、NPBでプレーする外国人選手と同様に、合理的に思える。(小林至・桜美林大学教授)
2021/05/29小林至のゴルフ余聞 初めての連載コラムは「パーゴルフ」だった のは同誌が初めてだった。『小林至のフロリダ便り』のタイトルで、主として米国ゴルフ事情について、1996年から2000年にかけて全168回続いた。 振り返ってみると、冒頭に記した通り、当時は、紙媒体の…
2022/01/30小林至のゴルフ余聞 PGAツアーは年間7億ドル 米メジャースポーツ放送権高騰の背景 も十分にできないから、切り離すことも噂されている。巨大メディア企業の顧客獲得競争に、大きな役割を演じるメジャースポーツの放送権の高騰はもうしばらく続きそうだ。(小林至・桜美林大学教授)
2020/08/26小林至のゴルフ余聞 「あんたも好きねぇ」懐かしき真夏のオーランド“ひとりゴルフ”体験記 同コースは2007年に閉鎖された。人口の増加に伴い、居住区に変容したのである。歳月を経て、いまやゴルフ場だったという痕跡は、所せましと居並ぶ住宅群の一角が「フェアウェイ・コンドミニアム」と名付けられていることに、わずかに残るのみ。(小林至・桜美林大学教授)
2020/05/28小林至のゴルフ余聞 アフターコロナ 男女プロツアーが「ひとつになるとき」はあるか フォーラムの男女平等ランキングにおいて、153カ国中121位となっているなど、世界中から酷評されている。きっと、世界は喝采するだろう。(小林至・桜美林大学教授)