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2023年 全英オープン
期間:07/20〜07/23 場所:ロイヤルリバプール(イングランド)

【コース解説】 ロイヤルリバプール

画面を左右にスワイプしてご覧ください

The Royal Liverpool Golf Club

Par
71
Yard
7383

イングランド西部ホイレイクのロイヤルリバプール。1869年にオープンしたアイリッシュ海を臨むリンクスコースでは2006年にタイガー・ウッズが、前回2014年はロリー・マキロイが優勝した。通算13回目の開催となった2023大会を前に、バックナインの数ホールに改修を施して世界のトッププレーヤーを迎える。

Hole1
Par
4
Yard
459

スタートホールは緩やかな左ドッグレッグ。まずは2022年に新しくつくられたフェアウェイバンカーを避けたい。基本的には西風(1番では向かい風)が吹くロイヤルリバプールだが、夏場は向きが変わり、短い番手でグリーンを狙える可能性もある。

Hole2
Par
4
Yard
453

風向きによって難易度が大きく変わるパー4。右ドッグレッグで、フェアウェイの右サイドにはマウンドが多い。グリーンの手前側にポットバンカーが3つ配置されているため奥を狙うのは悪くない選択。2006年大会の前までは18番ホールだった。

Hole3
Par
4
Yard
426

クラブハウスを左サイドに眺めるティショットから右サイドのOBが気になる。多くの選手がアイアンで刻み、2打目に200yd近く残しそう。全英オープン開催時以外は1番ホールとして使われている。

Hole4
Par
4
Yard
367

クラブで最も短いパー4。1オンが狙える距離だが、グリーンの右手前のエリアに落とすと難しいライからバンカー越えを強いられる。ピンが狙いやすい左サイドにティショットを置くのが定石と言えそう。

Hole5
Par
5
Yard
520

3つあるパー5のうち最も短いチャンスホール。左ドッグレッグレッグのフェアウェイをとらえ、2オンに成功したい。アウトコースは4番、5番でスコアを伸ばさないと中盤にかけてプレッシャーがかかる。

Hole6
Par
3
Yard
201

縦長のグリーン右手前に1つ、左サイドに2つバンカーが口を開けている。砲台グリーンに向かって打ち上げるため数字よりも長い距離を打つ必要がある。手前側はチャンス、奥はピンチとピン位置によって難易度の違いがはっきりしている。

Hole7
Par
4
Yard
481

ボギーが必ずしも悪くないホール。強烈な風を受けながら精度の高い1Wショットが求められる。2打目をフェアウェイから打てれば直線的にグリーンを狙えるが、ところどころあるネイティブエリアやブッシュに気を付けたい。

Hole8
Par
4
Yard
436

ティショットの難度が高い。左サイドはOB、飛び過ぎるとフェアウェイがどんどん狭くなる形状で、ターゲットをきっちり見定める必要がある。右手前から左奥に伸びるグリーンでパーオンに成功すればチャンスに。

Hole9
Par
3
Yard
218

アウトコースの最後はティショットの距離感を問われるパー3。フォローの風になることが多く、地面が硬く仕上がった日は厄介だ。手前にピンが立つ場合はグリーンにキャリーさせてはいけない。

Hole10
Par
4
Yard
507

前回の2014年大会までパー5でプレーされていたホールがパー4になり一気に難しくなった。マウンドが多くある350yd地点よりも手前のフェアウェイをまずはきっちりとらえたい。左サイドに下るグリーンの右手前に深いバンカーがある。

Hole11
Par
4
Yard
392

クラブハウスから最も遠いエリアにあるティイングエリアから海に沿ってプレーする。グリーンは入り口が狭く、小さいつくりながら、ティショットに成功すればショートアイアンやウェッジを持てるためチャンスに。

Hole12
Par
4
Yard
449

左ドッグレッグホール。第1打の落としどころに3つのフェアウェイバンカーが口を開けており、思い切ったショートカットは高リスクと言える。グリーンを外すと打ち上げのシビアなアプローチが残りそう。

Hole13
Par
3
Yard
194

ティイングエリアからは左サイドのピンがあまり見えない。ラフとマウンドに視界を遮られており、グリーンに上がった時に「意外と広い」と分かる。見晴らしのいい右サイドにピンがある日の方がバンカーが近くショットに気を遣う。

Hole14
Par
4
Yard
454

左サイドに巨大な砂地が見えるパー4。無理をせずに…とショートカットを避けても、右サイドに大きく曲げてしまうとポットバンカーと深いラフがパーオンを難しくする。グリーンの左サイドに茂みがあるが、その手前はパーを拾うための逃げ道として使えるかも。

Hole15
Par
5
Yard
620

前回の2014年大会まで16番ホールだったパー5が改修されてホールを入れ替え。同年はロリー・マキロイが3日目に4Iで2オンに成功、イーグルを奪って優勝に前進した。620ydの距離があるが、フェアウェイに狭いエリアがあり、必ずしも"刻み”が得策とは限らない。

Hole16
Par
4
Yard
461

前回までのパー5が難関パー4に様変わり。事前に発表された461ydよりも長い設定も可能で、終盤であることを考えれば、第1打で両サイドのフェアウェイバンカーを避け、2打目に200yd近く残すケースが多くなりそう。グリーンが大きく「のればOK」にはならない。

Hole17
Par
3
Yard
136

今大会に向けて新設されたホールは"Little Eye”と名付けられた。海に向かって打つパー3。距離こそ短いが、傾斜がたっぷりある砲台グリーンの周りはワナでいっぱい。手前と左右にポットバンカー、奥は砂地と逃げ場がない。

Hole18
Par
5
Yard
609

フィニッシングホールは前回大会から58yd延長。難しさがいっそう増した理由は、20yd近く左側に寄った右サイドのOBラインにある。2オンを狙う場合も気が抜けず、グリーン左手前に鎮座する3つのポットバンカーがより効いてくる。


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